台風２号正午 奄美地方は暴風域に入るおそれ 高波に厳重警戒・大雨に警戒を 鹿児島県台風情報[06/01 12:49]
大型の台風２号は北よりに進んでいて、奄美地方南部では１日夜遅くに、北部は２日明け方に暴風域に入る見込みです。うねりを伴った高波に厳重な警戒が必要です。
気象台によりますと、大型の台風２号は、１日正午には宮古島の南東を１時間におよそ１５キロの速さで北北東へ進んでいるとみられます。中心気圧は９７０ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は３０メートル、最大瞬間風速は４０メートルです。
予報円の中心を進んだ場合、奄美地方の南部では、１日夜遅くには風速２５メートル以上の暴風域に入るおそれがあります。
２日までに予想される最大瞬間風速は、奄美地方で３５メートルです。奄美地方を除く鹿児島県内で２５メートルです。
与論島では１日午前８時半ごろ、２３．１メートルの最大瞬間風速を観測しました。徳之島の天城町でも２１．６メートルの最大瞬間風速を観測しています。
奄美地方の沿岸海域では、うねりを伴った猛烈なしけとなるところがある見込みです。２日にかけて予想される波の高さは、奄美地方で最大９メートルと予想されています。気象台は、うねりを伴った高波に厳重な警戒を、暴風に警戒を呼びかけています。
県内では台風の接近にともない、あす２日にかけて大雨のおそれがあります。奄美地方で２日までに予想される１時間雨量は、多いところで４０ミリ、奄美地方を除く県内で５０ミリです。
２日昼までに予想される２４時間雨量は、奄美地方で１５０ミリ、奄美地方を除く県内で２００ミリです。
土砂災害に警戒するとともに、低い土地の浸水、河川の増水、落雷、竜巻などの激しい突風に注意が必要です。
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