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Monday, March 13, 2023

フリマアプリとは?サービス内容や利用するメリット、デメリット ... - 伊予銀行

フリマアプリとは、誰でも簡単に中古品の出品や購入ができるサービスです。大掃除や断捨離で不要なものを処分したいときや、中古で安く手に入れたいときに便利なため、注目されています。この記事では、フリマアプリのサービス内容、メリット・デメリットについて解説します。

フリマアプリとは

フリマアプリとは

フリマアプリとは、専用のアプリやサイトを通して個人間で商品を売買できるサービスです。インターネット環境があれば、スマホやPCなどの端末でどこからでも利用できます。
オンラインでのやり取りのため、野外やイベントスペースでのフリーマーケットのように移動や対面でのコミュニケーションは不要です。

フリマアプリの特徴

フリマアプリは、野外やイベントスペースでのフリーマーケットがインターネット上で行われているイメージです。フリマアプリでの出品は、商品をスマホで撮影、商品説明などの詳細情報を入力、梱包して発送するという3ステップになります。ネットショッピングと同じように、フリマアプリでキーワードを検索して表示された出品物から選んで購入する流れです。
出品と購入どちらもスマホだけで簡単に完結します。個人情報や支払いの管理を代行してくれるシステムが整っているフリマアプリでは、匿名での取引が可能です。

フリマアプリの種類

特に注目されているフリマアプリには、メルカリ、ラクマなどがあります。メルカリとは2013年にサービスを開始した企業で、日本だけでなくアメリカでも事業展開されているフリマアプリです。メルカリは商品ラインナップが豊富で、メルペイという独自の決済システムが利用できます。
ラクマとは、楽天グループが2012年にサービスを開始したフリマアプリです。ラクマでは楽天のサービスと連携できたりポイントが貯まったり、お得に利用できるのが特徴となります。

ネットショップやオークションとの違いとは

ネットショップは自身でお店を開設して運用する形式で、運営者(出品者)が法律を遵守する必要があります。フリマアプリでは、運営会社が法律面の対策などをするのが一般的です。ネットショップは自由にお店を開設できるため、好きなデザインでサイトを作ったり、集客にSNSを活用できたりします。
ネットオークションでの売買は落札された価格で決まるため、必ず出品者の希望通りの価格になるとは限りません。フリマアプリでは値引き交渉などはありますが、出品者の希望価格で販売できる点がネットオークションとの違いとなります。

フリマアプリのメリット

フリマアプリのメリット

フリマアプリが注目されて利用者が増えているのは、さまざまなメリットがあるからです。ここからは、フリマアプリのメリットについて解説します。

誰でも簡単に出品できる

フリマアプリでの出品はスマホだけで完結するため、誰でも手軽にできる点がメリットです。写真撮影や商品説明はフリマアプリの指示にしたがって進めるだけなので、専門知識や特別な経験は必要ありません。商品の大きさや個数に関係なく、自宅からいつでも出品できるのは便利といえます。

匿名性が高く気軽に売買できる

個人間の取引では連絡先や住所などの個人情報の漏えいが心配されやすいですが、フリマアプリでは匿名性が高いため安心です。出品者と購入者のどちら側にも、個人情報を匿名にして配送できるシステムを提供しています。メルカリでは「らくらくメルカリ便」、ラクマでは「かんたんラクマパック(日本郵便)」が該当します。
個人情報の漏えいによるトラブルや事件に巻き込まれる心配がないのは、大きなメリットになるでしょう。

中古買取店より高く販売できる

中古買取店へ出品すると、数円単位の価格になったり買い取り不可になったりする可能性があります。フリマアプリでは自分で価格を設定できるため、出品する商品によっては中古買取店より高く販売できる可能性があるのです。
ただし、価格設定が相場より高すぎると売れにくかったり、販売手数料が高くなったりする点に注意しましょう。

購入者や出品者と直接やり取りできる

フリマアプリでは購入希望者や出品者と直接やり取りができるため、コミュニケーションを取りながら売買できます。システムからの自動応答ではなく直接お礼を伝えあったり、相手とのコミュニケーションを楽しめたりするのがメリットです。

サポート体制が整っている

商品が届かない、商品が壊れているなどのトラブルが起きても、仲介してくれるサポートや補償制度が利用できて安心です。購入前のやり取りや配送時のトラブルに対応する制度が整っているのが一般的なため、事前に確認しておきましょう。

フリマアプリのデメリット

フリマアプリのデメリット

フリマアプリでの出品や買い物を楽しむためには、デメリットを理解したうえで利用することが大切です。ここからは、フリマアプリのデメリットについて解説します。

出品と発送の作業に手間がかかる

出品はスマホだけで気軽にできますが、興味を持ってもらうための写真や説明文の工夫、発送作業の手間がかかります。自宅で出品用の写真を撮るときに、部屋や机の上を掃除する必要があると、さらに手間が増えてしまうのです。
気軽に出品できるのがフリマアプリの特徴ですが、最低限の手間がかかることは知っておきましょう。

送料や手数料などの経費が発生する

フリマアプリのプラットフォームを利用するため、販売によって得た利益の一部は手数料として支払う必要があります。出品者への手数料は、メルカリでは10%、ラクマは6%です。
また、梱包費用や送料は出品者の負担となります。送料や手数料を差し引いた分が利益となることを想定して、価格設定をしましょう。

値下げ交渉などが負担になる

フリマアプリでは購入希望者と直接やり取りできるため、値下げ交渉や商品状態の確認などが増えると負担になります。何往復かやり取りをした結果、購入に至らないケースがあると負担が大きくなってしまうため、デメリットに感じやすいです。ある程度のやり取りは必要だと理解したうえで出品すると、負担を感じにくくなるでしょう。

価格競争以外の工夫が難しい

フリマアプリでは商品の写真や説明だけで違いを作るのが難しく、値段で判断される傾向にあるため価格競争となります。フリマアプリで日常の買い物をすることは少ないため、ファンを増やしてリピーターになってもらうのも難しいです。また、広告や宣伝を打ち出すような集客の工夫がしにくいことも、デメリットとなります。

売買トラブルのリスクが大きい

フリマアプリではサポート体制が整っていますが、売買トラブルが起きた場合のリスクは避けられません。特にブランド品では、商品が届いてから偽物だと気づいたり、説明にはなかった傷や汚れがあったりするリスクが大きいです。洋服は実際に着てみないと似合うか分かりにくいため、購入しても使えなかったという失敗も考えられます。

まとめ

フリマアプリは、インターネット環境があれば手軽に出品や購入ができます。不用品が収益になったり、欲しいものが安く手に入ったりする可能性があるため、利用してみるとよいでしょう。
ただし、出品と発送の手間や、送料や手数料のような経費が発生するなどのデメリットには注意が必要です。ぜひ、今回紹介した内容を参考にしてみてください。

著者プロフィール

著者 岩崎 祐二

FP技能士2級、AFP(日本FP協会)

ライフとキャリアを総合した視点で、人生設計をマンツーマンでサポート。日々の家計管理から、数十年先に向けた資産設計まで実行支援しています。

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