HaritoraX ワイヤレスは、完全ワイヤレスで小型・安価かつ省スペースのメタバース・V配信等のユーザーに向けたワイヤレス・モーション・トラッキング装置です。VRヘッドセットとコントローラーの操作だけでは胸から下の動きをアバターの動きに反映することができませんが、本製品を利用することで全身でアバターを動かすことができるようになります。
HaritoraX ワイヤレスは6点(足首、膝、腰、胸)トラッキングに対応しており、小型ながらも20時間の長時間駆動が可能です。HaritoraX 1.1との大きな違いはセンサー間が有線接続されていないことです。激しい動きをしたときにコントローラーや手足、椅子の肘掛けなどに引っかかることがないため、ダンスなど激しい動きをする方にお勧めです。充電は、USB Type-C端子で可能です。オプションの充電ドックを利用することで、バンドを装着したまま差し込んで充電が可能です。Meta Quest 2、HTC VIVEなどのVRヘッドセットと組み合わせることで、足や腰を含めた全身(9点)の動きをVR空間上に反映させることができます(通称、フルトラ)。さらに上腕部に追加センサーを追加することで、11点トラッキング※を実現し、人体の自然な動きを表現できます。
※各プラットフォームで対応する最大トラッキングの点数が異なります。
HaritoraX ワイヤレスは足首部に距離センサーを内蔵しており、足の甲にセンサを取り付けることなく、足首関節の動きをアバターに反映することができるのも特徴です。
また、Bluetooth LEだけでなく、専用ドングルでの通信も可能です。専用ドングルはBluetooth LEに比べ低遅延で、オフィスや展示会など電波が混雑している環境でも安定した通信が可能です。HaritoraX/HaritoraX 1.1用の専用ドングルも販売予定です(HaritoraX ワイヤレス専用ドングルとは異なります)。
HaritoraXシリーズは加速度・角速度・地磁気センサ(9軸IMU)を用いたトラッキング方式を採用し、光学式の外部センサ等が不要なため、狭小スペースでの利用であっても家具などの影に入ることによるトラッキングロストが発生しません。スカートの下に装着したり、ブランケットを羽織ったりしてもトラッキングを継続します。同じ部屋で複数台を同時に動作させることも可能です。地磁気センサを搭載しているため、1時間を超えるような長時間の利用でも絶対方位角を用いてドリフティング状態から自動で復帰します。地磁気状態が良くない場所では、地磁気センサーをOFFにすることもできます。
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科学&テクノロジー
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