Microsoftが提供するOffice製品のサブスクリプションサービス「Microsoft 365」や「Microsoft 365 Personal(旧Office 365)」のユーザーは、ウェブメールサービスのOutlook.comで独自ドメインのメールアドレスを使用できます。ところが、2023年11月30日以降はOutlook.comで独自ドメインメールアドレスの新規作成ができなくなると報じられています。
Very sad to see that @Outlook is removing support for custom email address domains from their premium consumer product. I use this feature and it's been great to have, especially after Google killed off free Google Apps accounts earlier this year. pic.twitter.com/6VWUsYZOZH
— Juliana Peña (@limitedmage)
Microsoft is killing custom domain names in Outlook.com | BigTechWire
https://www.bigtechwire.com/2022/11/02/microsoft-is-killing-custom-domain-names-in-outlook-com/
通常、Outlook.comで使用できるメールアドレスのドメインは「outlook.com」ですが、Microsoft 365ファミリーのユーザーは独自ドメインを使ってメールアドレスを作成することが可能です。独自ドメインのメールアドレスを使用することにより、メールアドレスが他のユーザーと重複するのを防ぐことができます。
ところがMicrosoftは、Outlook.comで新たな独自ドメインのメールアドレスを作成する機能を廃止する予定だとのこと。この決定についてのメッセージは、Microsoft 365ファミリーのユーザーに送られているそうです。
海外メディアのBigTechWireが入手した通知文面が以下。「Microsoftはお客様のMicrosoft 365サブスクリプションの改善に努めており、機能や特典を変更することがあります」「2023年11月30日から、Outlook.comのメールボックスに新たな独自メールアドレス(例:[email protected])を関連付けることができなくなります」と記されています。
Microsoftの通知によると、すでに独自メールアドレスを設定している場合はこの変更による影響はなく、サービスが中断されることなく継続的に使用できるとのこと。しかし、2023年11月30日以降に既存の独自メールアドレスを削除した場合、再び追加することはできないそうです。
通知を受け取ったエンジニアのJuliana Peña氏は、「Outlookがカスタムメールアドレスドメインのサポートを削除していることを知り、とても残念に思います。特に2022年初頭にGoogleが無償版G Suitを廃止した後は、この機能を利用できて助かりました」と述べました。
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