山形県に3日夜、発表された「大雨の特別警報」は4日午前6時半すぎ、「大雨警報」に切り替えられました。
県内は、これまでに降った雨により、地盤の緩んでいるところや増水している河川があり、4日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒するとともに、河川の増水に注意が必要です。
気象庁によりますと、日本海から東北や北陸付近に低気圧を伴った前線がのびている影響で、県内に発達した雨雲が流れ込み、予想を上回る記録的な大雨となりました。
降り始めの2日正午から4日午後8時までの降水量は、飯豊町の高峰で308ミリ、米沢市で256ミリ、長井市で243.5ミリとなっています。
県内では、3日夜から未明にかけて、米沢市、南陽市、高畠町、川西町、長井市、飯豊町、小国町で大雨の特別警報が発表され、いずれも午前6時33分、大雨警報に切り替えられました。
ただ、最上川は上流の長井市の河井山の右岸付近で越水による氾濫が発生したほか、大江町で堤防を越えてあふれ、住宅が浸水したということです。
最上川では、今後も水位が高くなるところがある見込みで、天候が回復しても河川の増水に注意が必要です。
このあと県内では、雷を伴って局地的に強い雨が降り大雨となる所がある見込みで、4日、1時間に降る雨の量は多いところで県内全域で20ミリとなっています。
また、5日午後6時までの24時間に降る雨の量は、多いところで県内全域で40ミリと予想されています。
県内では、これまでに降った雨で地盤の緩んでいるところや増水している河川があり、4日夜遅くにかけて土砂災害に厳重に警戒するとともに、河川の増水に注意が必要です。
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