2022/09/01 07:30 ウェザーニュース
今後は発達しながら南西へ進み、再び猛烈な勢力に発達する予想です。2日(金)頃に沖縄の南で動きが遅くなり、沖縄周辺では影響範囲が拡大するとみられます。週末以降は次第に北寄りに進路を変え、来週にかけて九州に接近するおそれがあるため台風の進路に注意が必要です。
▼台風11号 9月1日(木)6時現在
中心位置 宮古島の南南東約200km
大きさ階級 //
強さ階級 非常に強い
移動 南西 30 km/h
中心気圧 935 hPa
最大風速 50 m/s (中心付近)
最大瞬間風速 70 m/s
暴風域半径 95 km
強風域半径 192.5 km (北側220 km, 南側165 km)
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沖縄では長引く台風の影響に注意
8月31日(木)~9月4日(日)の風に警戒・注意の時間帯
今後、台風の動きが遅くなり、沖縄では4日(日)頃まで影響が残る可能性があります。雨や風の対策に加え、食料品などの備蓄も必要です。
秋雨前線が活発化し台風から離れた所でも大雨のおそれ
前線の活動は活発になり、周囲では雨雲が発達します。週末にかけては東北や北陸、山陰などを中心に雨が強まり、多い所では総雨量が200mm前後に達するような大雨のおそれがあります。
局地的には1時間に50mmを超えるような非常に激しい雨の降る可能性もあり、道路冠水や河川の増水・氾濫、土砂災害などに警戒が必要です。
また、九州や四国など西日本の太平洋側も湿った空気が山にぶつかることで雨雲が発達しやすく、台風の進路によってはかなりの大雨となることも考えられます。
台風の暴風域に入る確率
5日先までに台風の暴風域に入る確率は以下の通りです。(気象庁)
東京都 13 %
沖縄県大東島地方 1 %
※東京都は小笠原諸島、伊豆諸島を含む
週末以降は次第に北上の可能性
世界各国の気象機関によるコンピューターシミュレーションの結果では、9月2日(金)頃までは沖縄の南で動きが遅くなることで揃っているものの、その後はまだばらついていることがわかります。とはいえ段々と誤差は縮小傾向で、東シナ海を北上し九州の西から日本海方面に向かう予想が増えてきています。
九州の西を北上した場合、来週は日本列島の広い範囲に影響の出る可能性があります。今後も最新の台風情報をこまめに確認するようにしてください。
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8月は年間で最も台風発生の多い時期
8月の台風発生数の平年値は5.7個で、台風の発生が1年で最も多い時期です。台風シーズンが続くため、最新の情報には注意してください。
台風の名前
台風11号の名前「ヒンナムノー(Hinnamnor)」はラオスが提案した名称で、国立保護区の名前が由来です。
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参考資料など
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防災情報
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台風豆知識
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