AMDチップス集 第2回
本連載では、AMD関連の超基本的な使い方から&以外に知らない便利な活用法などをお伝えする。近年、AMD Ryzenプロセッサーはマルチスレッド性能に優れ、Radeon GPUも競合であるGeForceに価格帯によっては勝る性能を見せている。そのため、自作PCで採用したり、搭載PCを購入する人も増えているだろう。
AMDのRadeonドライバーをインストールすると使用できる「AMD Software: Adrenalin Edition」(以下、AMD Software)は、Radeonを使ううえでは活用したい機能が満載だ。そこで、今回はまず基本となるホーム画面の解説を簡単に行ないたい。画面は記事執筆時の2022年7月19日現在のバージョン「22.6.1」の画像となっている。
今回も前回と同じく検証環境は、CPUがAMD「Ryzen 5 5600X」(6コア/12スレッド)、マザーボードがMSI「MAG B550 TOMAHAWK」(B550)、ビデオカードがASRock「Radeon RX 6750 XT Phantom Gaming D 12GB OC RX6750XT PGD 12GO」(Radeon RX 6750 XT)を採用している。
AMD Softwareのホーム画面は、最初こそ簡素だが、ゲームをプレイしていくと、自分がプレイしたゲーム情報が並んでいく。直近にプレイしたゲームは左上に示され、すぐに起動できるようになっている。
左下には、スクリーンショットやビデオ録画のアイコンが並ぶ。ゲーム起動時に「Alt」+「R」のショートカットでAMD Softwareを表示させ、アイコンをクリックすることで、ゲーム画面のキャプチャーが行なえる。キャプチャーした最新の静止画や動画は、ホーム画面の右下に表示され、そこから再生したり、SNSなどへのアップロードが行なえる。
ちなみに各ゲームのアイコンを開くと、ゲームごとのページに遷移。ゲームごとにより詳細な情報を確認できるほか、グラフィックス設定などが行なえる。
ホーム画面の右側には、ドライバーとソフトウェア情報、AMD LINKのステータスが示されていて、中央下段にはAMDのサイトへのリンクになっている。ドライバーとソフトウェアは、最新版があればこの画面からアップデートが行なえる。詳しくは前回の記事を参照して欲しい。AMD LINKは、スマホまたは別PCとリモートで接続する機能。詳しくは、近いうちに紹介するのでそちらの記事を確認して欲しい。
AMD Softwareのホーム画面は、自分の最新プレイ状況&キャプチャーの確認、ドライバーとソフトウェアのアップデートなど、ゲームを継続して遊んでいる人に必要な情報が集約されている。ゲームを次々プレイする楽しみが増していくので、Radeon搭載PCを使っている人や、今後使ってみたい!と思っている人は、ぜひ活用しよう。
©TYPE-MOON / Project LUMINA
からの記事と詳細 ( 【AMDチップス集】今さら聞けないAMD Software: Adrenalin Editionホーム画面の活用方法(2022年7月版) - ASCII.jp )
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科学&テクノロジー
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