6月中旬から下旬にかけて、明け方の空に太陽系の全惑星がそろう珍しい現象が見られると国立天文台が発表しました。水金火木土までは肉眼で見られる!
同じ時期を国立天文台の暦計算サイト「今日のほしぞら」でチェック。主立った恒星との位置関係も分かる
国立天文台によると、例えば6月18日の東京の場合、日の出1時間前(3時〜4時ごろ)には南の空に月が位置。そこから東の地平線に向かって、土星、海王星、木星、火星、天王星、金星、水星が並ぶとのこと。
このうち水星、金星、火星、木星、土星は肉眼でも十分見られる明るさ。天王星と海王星はそれぞれ6等・8等と暗いため、正確な位置を調べたうえで、双眼鏡や望遠鏡で挑戦してみてほしいとのことです。
水星は地平線に近いため見つけづらいのですが、ちょうどこの時期は太陽からの見かけの距離が大きくなる「最大離角」に入り、見やすくなっているそうです(参考:国立天文台のサイト)
なお、惑星がほぼ一直線に並ぶことから、一時期はTwitterで「惑星直列」がトレンド入りしましたが、これは誤解。今回の現象は、宇宙空間で惑星が直列に並ぶのではなく、あくまでも「惑星が並んで見える」です。
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