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Saturday, April 16, 2022

【RIZIN】貴賢神 MMAデビューも黒星「まだまだ足りないところだらけ…場数が必要ですよね」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

RIZIN TRIGGER 3rd   貴賢神ー関根“シュレック”秀樹 ( 2022年4月16日    武蔵野の森総合スポーツプラザ )

関根“シュレック”秀樹(左)を攻める貴賢神(C)RIZIN FF
Photo By 提供写真

 格闘技イベント「RIZIN TRIGGER 3rd」が16日に武蔵野の森総合スポーツプラザで開催された。大相撲の元幕内・貴源治の貴賢神(フリー)はMMAデビュー戦で関根“シュレック”秀樹(ボンサイブルテリア)に2回TKO負けとなった。

 試合は1回は距離を取りつつも左ジャブを刺しながら打撃を単発で出していった。2回の序盤にテイクダウンを奪われるとその後は防戦一方に。最後はバックマウントからのパウンド連打を浴びて側頭部へのヒザも浴びる。最後はサッカーボールキック2連発からのパウンドパンチに敗れた。「後悔はないです。やるべき事をやれなかったことには後悔はあるんですけどまだまだ足りないところだらけでした。大相撲を辞めて半年の自分のデビュー戦の挑戦を受けてくださった関根“シュレック”選手には感謝しかないです」と対戦相手に感謝した。

 「元々、デビューの予定が4月ではなかったんですよ。体力の向上もまだまだしなきゃいけないところだらけで体重も落とさないといけなくてそこが課題ですよね」とこの大会でのデビュー予定ではなかったことを明かした。大相撲を辞めてから1年が経つ今年の8~9月デビュー予定だったがそのデビューが早まり「不安なことだらけでしたけど、やるって決めたのは自分です。不安が無い事の方が人生として少ないのでその中で誤魔化しながら自分と向き合ってやっていくかということだったので不安は言い訳にならないですね」と素直な気持ちを言葉にした。

 土俵からケージへ戦場を移したデビュー戦。「ちょっと狭く感じましたね。試合前は緊張しなすぎてちょっとダメだなと思いました。自分は緊張感がないと頭の反応が遅れちゃうので」と緊張はしなかったと話す。

 今後の課題として「相手とは経験が全く違ったのでそこの駆け引きは全然できなかった」と話し、「あと場数が必要ですよね。相手との駆け引きで相手の動きに集中しすぎて警戒しすぎたところもあったり、まだまだ足りてないですね」と相撲の駆け引きとは180度違ったと話した。

 デビュー戦の手応えについて聞かれると「まだまだやれることは山ほどありますし、心技体もまだまだです」と語った。左ひざにダメージを負ったことを明かした上で「そこを治してからもっともっとやっていきます」と今後について語った。

 次戦については「ケガの回復具合と体重をしっかり落としたいですね」とRIZINヘビー級の120キロで今後は戦っていくと話した。

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