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Wednesday, January 26, 2022

自宅療養 注意点や受けられる支援は|NHK 山口県のニュース - NHK NEWS WEB

山口県では26日現在で約2800人が宿泊療養や自宅療養をしています。そこで、今回のフォーカスは自宅療養の注意点や受けられる支援などを詳しく見ていきます。

はじめに新型コロナウイルスに感染した場合、どれくらいの期間、自宅療養が必要か見ていきます。
新型コロナに感染しても症状がない場合は検体を採取した日から10日間、自宅療養が必要です。
次に症状がある場合は、発症後、10日間以上が経過していることに加え、解熱剤を服用しなくても熱が下がるなど、症状が回復してから72時間が過ぎれば療養を終えられます。一方、初めは無症状で療養中に症状が出た場合は、下の症状がある場合の振り出しに戻ります。療養中でもPCR検査や抗原検査で陰性が確認されれば期間が短縮されることもあります。ただ、基本的には「10日間は外出できない」という心構えをしておいて下さい。

Q10日間、外出できないとなると1人暮らしの人は食事が困りますよね。

山口県では1人暮らしなどで買い物が難しい場合に、食料品や衛生用品などを無料で提供しています。自宅療養者に送られてきた支給品です。日持ちのするインスタント食品やレトルト食品、缶詰などに加えてみそ汁の具に使う乾燥野菜なども入っています。マスク、ビニール手袋、ティッシュペーパーなどの衛生用品もそろっています。あわせて10日分で、県に聞いたところ費用はおよそ2万円かかっているということです。家族が感染者になった場合は、希望すれば人数分の物資が支給されるほか、足らない場合は、追加の相談にも応じてもらえるということです。

Q10日以上自宅から出られないとなるとゴミもたまりますよね。

ゴミにウイルスが付着しているおそれがあるため、可燃物は二重にゴミ袋に入れて下さい。その上で、部屋の中やベランダなどに保管しておき、療養期間が明けてから3日以上たったあとにゴミを出して欲しいということです。

Q自宅療養中に症状が悪化した場合はどうすればいいんですか。

自宅療養者にはこちらのような血液中の酸素の値を測るパルスオキシメーターが配布され、医師や看護師から毎日1回、健康チェックの電話がかかってきます。電話の代わりに、ネット経由の「問診システム」で健康状態を報告することも可能です。データに異常があれば医師や看護師から電話がかかってきます。その後、訪問や電話での診療が行われ、薬も近くの薬局から配送されます。さらに症状が悪化した場合は、自宅療養からホテルでの宿泊療養や医療機関への入院に切り替えられます。

詳しくは県がホームページで公表している「自宅療養のしおり」に書かれていますので、万が一に備えて見ておくのもいいと思います。フォーカスでした。

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