低気圧が度々発達 雪の見通し 大学入学共通テストの日の天気は 2週間天気
2022年01月13日12:13
大学入学共通テストが実施される15日から16日は、冬型の気圧配置は緩む見込みです。ただ、16日は雨や雪の降る所が多いでしょう。20日にかけて、度々冬型の気圧配置になり、大雪に警戒が必要です。24日頃は広く雨が降り、この雨のあと、千島近海で低気圧が発達する可能性もあります。
強い冬型の気圧配置 13日夜は寒気流入ピーク
14日にかけて、季節風が吹き、北海道や東北北部では、ふぶく見込みです。北海道から中国地方の日本海側を中心に大雪の恐れがあります。大雪や猛ふぶきにより交通に影響が出る可能性もあります。車の運転などは無理をしないでください。
15日~16日 大学入学共通テストの日の天気
16日は、前線を伴った低気圧が日本海から近づき、通過するでしょう。本州付近に、南から湿った空気が流れ込む見込みです。関東付近は晴れ間が出ますが、そのほかの各地は曇りや雨、雪の所が多いでしょう。雪は湿った重い雪です。積雪が多い地域では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要です。気圧の谷が通過するときは、雷を伴って、雨や雪の降り方が強まることがあるでしょう。
大学入学共通テストが実施される15日と16日は、大雪の峠は越えるとはいえ、路面の状態が悪くなっていることも考えられます。時間に余裕をもって行動するとよいでしょう。
17日~20日の天気 再び冬型の気圧配置 強い寒気流入
16日の気圧の谷の通過後は、九州など西日本を中心に強い寒気が流れ込む見込みです。17日には、日本付近は冬型の気圧配置になるでしょう。北海道から中国地方を中心に、日本海で発達した雪雲が次々に流れ込む見込みです。18日頃は、再び上空5500メートル付近にマイナス36℃以下の寒気が、北陸付近まで流れ込むでしょう。北海道から中国地方の日本海側は、雪の降り方が強まることが考えられます。日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)が顕在化することもあるでしょう。17日から20日頃にかけて、北海道から中国地方の日本海側を中心に大雪になり、九州でも対馬海峡沿岸の地域で雪に注意、警戒が必要です。
21日~26日の天気 24日頃は雨 そのあと低気圧が発達する可能性もあり
23日から24日頃は気圧の谷の通過で広く雨が降るでしょう。広く南よりの風が吹き、最高気温はこの時期としては高くなる見込みです。雪が多く積もる地域では、なだれや屋根からの落雪に注意が必要です。積雪している所に雨が降ることで、路面の状態が悪くなることも考えられます。
23日から24日頃の気圧の谷の通過した後、千島近海からアリューシャン近海で、低気圧が発達する可能性があります。顕著な寒気の流れ込みはないといっても、低気圧が北日本付近に寒気を引き込む可能性があります。この場合は、北海道から北陸で雪が降ったり、風が強めに吹いたりすることが考えられます。最新の気象情報をご確認下さい。
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