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Friday, December 24, 2021

大寒波による各地の「警戒期間と警戒事項」大雪による重大な交通障害・猛吹雪・厳寒(気象予報士 吉田 友海 2021年12月25日) - tenki.jp

【北海道・東北】26日(日)は荒れた天気で、日本海側を中心に雪を伴って、非常に強い風が吹くでしょう。猛吹雪による交通障害に警戒が必要です。28日(火)にかけて断続的に雪が降り、大雪となるでしょう。太平洋側にも雪雲が流れ込み、仙台平野などでも雪の積もる所がありそうです。

【北陸(3県と新潟)】JPCZに伴う発達した雪雲が次々と流れ込み、26日(日)から27日(月)をピークに山沿いだけでなく、平地でも大雪となるでしょう。多い所では、24時間に降る雪の量が100センチと予想され、その降り方が2日程度も続く恐れがあります。車両の立ち往生などのリスクがあります。降雪状況等によって、広範囲での通行止めなども懸念されますので、交通情報を確認し、通行ルートの見直しや不要不急の外出は避けるなど、検討してください。

【関東甲信】26日(日)から27日(月)頃にかけて長野県と関東北部の山沿いを中心に大雪となるでしょう。峠越えの車は冬の装備で、無理のないようになさってください。関東の平野部はおおむね晴れますが、日中も真冬並みの寒さでしょう。朝晩は冷え込みますので、路面の凍結にご注意ください。

【東海・近畿】近畿北部では26日(日)午後から27日(月)にかけて短時間に降雪が強まり、車両の立ち往生などの重大な交通障害の発生する恐れがあります。最新の気象情報、交通情報を確認し、外出の予定を変更したり、移動手段を変更したりすることも検討してください。普段雪の少ない東海や近畿中部・南部の平地でもしっかりと雪の積もる所があるでしょう。車は冬の装備で、雪道の運転が心配な場合は公共交通機関を使うことも検討なさってください。

【中国地方】26日(日)をピークに山陰や山陽北部を中心に大雪となる見込みです。特に、山陰では、短時間に降雪が強まる恐れがあります。積雪や路面の凍結による交通障害に警戒してください。また、カーポートなどの簡易な建築物や老朽化している建築物などは倒壊の可能性があるため、近寄らないようにしてください。雪が電線に着雪し、停電が発生する可能性もあります。懐中電灯や暖をとるものを用意しておと安心です。山陽南部の平地でも積雪となる所があるでしょう。

【四国・九州】26日(日)から27日(月)にかけて山地を中心に大雪となる恐れがあり、平地でも雪の積もる所があるでしょう。積雪や路面の凍結による交通障害に注意してください。

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