秋雨続く 8日(水)頃から気温の傾向に変化 秋めいた地域も暑さ戻る 熱中症に注意
2021年09月04日17:14
次に広く雨が降るのは8日(水)で、9日(木)以降も、天気はぐずつくでしょう。一旦秋めいた地域でも、8日(水)頃から、残暑が厳しくなりそうです。
4日(土) オホーツク海の高気圧 涼しい空気をもたらす
9月に入ってから、本州付近に秋雨前線が停滞するようになりました。4日(土)は、秋雨前線は、本州の南岸まで下がっています。オホーツク海には高気圧があり、北から秋の涼しい空気を、本州付近に送り込んでいます。
4日(土)の16時までの最高気温は、仙台市21.7℃、東京都心22.9℃、大阪市26.4℃で、いずれも10月上旬並みになりました。
5日(日)~6日(月)も北東から涼しい空気
5日(日)から、オホーツク海に中心を持つ高気圧は、次第に本州付近に張り出しを強める見込みです。秋雨前線は本州の南まで南下し、6日(月)にかけて、活動は弱まるでしょう。日の差す所がある見込みです。ただ、北陸や関東、東海付近では、上空にこの時期としては冷たい空気が流れ込み、連日、大気の状態が不安定でしょう。雨雲が発達しやすく、局地的に雷雨になる見込みです。激しい雨が降ることもあるでしょう。
最高気温は、オホーツク海からの涼しい空気が入る北海道の太平洋側は20℃に届かず、東北の太平洋側や関東は25℃に届かない見込みです。一方、東海から九州を中心に、30℃くらいと、残暑が厳しいでしょう。
7日(火) 関東付近は晴れ間が出る 九州など西日本は次第に雨に
7日(火)は、オホーツク海に中心を持つ高気圧の本州付近への張り出しは、更に強まるでしょう。北陸や関東、東海付近も、この高気圧に覆われて日の差す所がある見込みです。最高気温は、北陸や東海は30℃くらいまで上がるでしょう。関東では25℃くらいになりますが、極端な暑さはなさそうです。
一方、九州付近には、次第に南から暖かく湿った空気が流れ込むでしょう。九州など、西日本は次第に雨が降り出す見込みです。
8日(水) 九州~東北を中心に広く雨 雨でも気温30℃くらいに
8日(水)は、前線を伴った低気圧が日本海を進むでしょう。前線や低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込む見込みです。九州から東北を中心に広く雨が降るでしょう。
雨でも、最高気温は、九州から関東を中心に30℃くらいの所が多い見込みです。関東など、一旦秋めいた地域でも、厳しい残暑が戻るでしょう。急に暑くなる日は、熱中症の危険が高まります。こまめな水分補給など、しっかりとした熱中症対策が必要です。
9日(木)~11日(土) ぐずついた天気 厳しい残暑
9日(木)から11日(土)にかけて、本州付近に秋雨前線が停滞する見込みです。広く天気はぐずつくでしょう。曇りや雨で空気がヒンヤリ、ということはなく、最高気温は、九州から関東は30℃くらいの日が続き、東北や北海道も25℃以上の所が多い予想です。まだ半袖が活躍しそうです。
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