従来、WSLをセットアップするには、複数の設定をオンにして、複数のパッケージをインストールする必要があったが、wsl.exe --installはこれらのプロセスが1つのコマンドに簡略化されている。
同コマンドを管理者権限で実行するだけで、プロセスは必要なWSLオプション機能を自動で有効にし、デフォルトでUbuntuディストリビューションをインストールし、最新のWSL Linuxカーネルバージョンをマシンにインストールする。
PowerShellまたはWindowsコマンドプロンプトで、wsl --list --onlineと入力すれば、インストール可能なLinuxディストリビューションのリストが表示され、wsl --install -d <ディストリビューション名>と入力すれば、Ubuntu以外のディストリビューションをインストールできる。
ほかにも、WSL Linuxカーネルを手動で更新するwsl --updateや、以前のWSL Linuxカーネルにロールバックするwsl --update rollback、デフォルトのディストリビューションタイプ、デフォルトのディストリビューション、カーネルバージョンなど、WSL構成に関する一般的な情報を確認可能なwsl --statusといったオプションも用意する。
なお、これらの機能を実現するアップデートは、「KB5004296」の一部としてWindowsアップデートにて提供されている。
からの記事と詳細 ( WSLに必要なものをコマンド1つでインストールする機能、Windows 10へ正式にバックポート - CodeZine(コードジン) )
https://ift.tt/3jmXMJK
No comments:
Post a Comment