今、コロナの状況は、感染力の強いデルタ型など変異型が急拡大しています。それに加え、連日の暑さで熱中症の危険性も高まっています。高齢者に限らず、熱中症は命にかかわる病気だけに、正確な情報が必要です。そこで今回、これまでの熱中症関連の記事を集めました。ご家族のためにも、ぜひこれらの記事を読んでしっかりと備えましょう。
熱中症は一刻を争う病気、新型コロナと共通する症状も
「熱中症と新型コロナの症状は、共通するものが多い」…専門医はそう語ります。熱中症は非常に危険な病気ですが、新型コロナの影響でより危険が高まっているといいます。
なぜ、熱中症への警戒が必要なのか、どうすれば防げるのか。熱中症と熱中症の原因ともなる脱水の危険について警鐘を鳴らす「教えて!『かくれ脱水』委員会」の専門家に聞きました。
専門家によると「熱中症は、ほうっておくとその日のうちに死に至る病」とのこと。一刻を争う病気なので、症状が出たらすぐに対応が必要です。ぜひ下記をクリックしてご一読ください。
【記事はこちら】熱中症はコロナと似た症状 脱水を避けマスクも着脱を
覚えておきたい、熱中症を予防する食事のとり方
暑くなると食欲が落ちるもの。しかし食事をきちんととらないと、夏バテを起こしてしまいます。しかも、「夏バテで体力が落ちると熱中症にもなりやすくなる」と専門家は言います。特に、食が細くなりがちな高齢者は意識してバランスよくしっかり食べることが必要だそうです。
特に意識してとりたいのが「ビタミンB1」。夏はどうしてもサッパリとした麺類や冷たい飲み物に偏りがちになってしまいますが、これらは糖質の多い食品。糖質は大切なエネルギー源ですが、「ビタミンB1を一緒にとらないと糖質をうまくエネルギーに変えることができない」といいます。必要な栄養素をきちんととって夏バテを防ぐことで、熱中症の予防をしましょう。
【記事はこちら】夏バテ・熱中症防ぐ食事 糖質はビタミンB1とともに
応急措置は「FIRE」で、その意味は?
炎天下など気温が高い中で、激しい労働をしたり、運動で体を動かしたりすると熱中症になるのは想像がつくかもしれません。しかし、熱中症による死亡者の8割は、体を動かさなくても起こる「非労作性熱中症」だそうです。こちらの記事では、その典型例を挙げています。老老介護中の夫婦が自宅で倒れてしまったといいます。連絡が取れず心配して訪ねてきた娘が発見したときには、室内はサウナのような状態で、夫婦ともに熱中症になっていたとのこと。
実際に、熱中症になってしまったら、あるいは熱中症になった人が目の前にいたらどうすればいいのでしょう? 記事では、専門医が熱中症の重症度を見分ける方法を教えてくれます。「ポイントは意識の有無と、自力で水を飲めるかどうか」だそうです。応急措置については、「FIRE」というキーワードを覚えておくこと。F(Fluid)は水分補給、I(Icing)は冷却、R(Rest)は安静、E(Emergency)は119番通報です。記事中には環境省の「熱中症環境保健マニュアル」へのリンクもありますので、ぜひチェックしてください。
「熱中症・脱水予防のために知っておきたいこと」の3本のシリーズ記事ですので、他の記事も併せてご覧ください。
からの記事と詳細 ( 熱中症、実は一刻を争う 知っておきたい対処&予防術|NIKKEI STYLE - 日本経済新聞 )
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