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Monday, August 2, 2021

猛烈な暑さ 熱中症に備える 具体的なポイントは?|NHK 北海道のニュース - nhk.or.jp

【熱中症に備える】
特に高齢者や子どもは、熱中症に十分注意してください。
また、体調の悪い人、肥満の人、暑さに慣れていない人も熱中症への注意が必要です。
不要不急の外出は避けましょう。
どうしても外出する場合は、なるべく涼しい服装のうえ、帽子や日傘で直射日光を避けてください。こまめに水分補給ができるように水筒なども持ち歩きましょう。
知らないうちに汗をかいていることも多く、のどが乾いていなくてもこまめに水分を補給してください。
人との十分な距離を確保できる場合には、定期的にマスクを外すことも有効です。
屋外での農作業は、無理をせず、合間合間に休みをしっかりとるようにしてください。
エアコンなどが設置されていない屋内外での運動は、原則として中止または延期してください。運動する場合は、医師や看護師を配置するといった対策をとるほか、水分補給はのどが渇く前に、時間を決めるなどしてこまめに行うことが重要です。

【高齢者には声かけを】
高齢になると暑さを感じにくくなり、基礎代謝も落ちるため、若い人より寒がりになります。体感に頼ると、「まだ暑くない」と対策が遅れます。
基準を設け、家族や周囲の人が定期的に電話をするなど直接、声をかけ、扇風機やエアコンの使用を確認してください。
また、水分補給は食事の時だけでなく、時間を決めて行うことも大切です。
ワクチンの接種などで屋外に出る機会もあります。
マスクをしていることもあり、ふだん以上に注意してください。

【子どもの体調に注意を】
子どもは体温調節の機能がまだ発達しておらず、体に熱がこもりやすくなっています。
体の異変をうまくことばで伝えられないため、周囲の大人が体調の変化に気を配り、水分の補給などを心がける必要があります。

【室内でも注意を】
部屋の中でも温度や湿度が高いと熱中症になることがあります。
我慢せずに扇風機やクーラーを適切に使用して室内の温度を下げることが必要です。
熱中症の疑いがある場合は水分補給、塩分の補給が必要です。
熱中症の症状が重い場合は、すぐに医療機関で診てもらうことが必要です。

【熱中症警戒アラート】
「熱中症警戒アラート」は、これまでの「高温注意情報」から名称が変わり、この夏から気象庁と環境省が運用を始めました。気温だけでなく、湿度などを加えて発表されます。
札幌管区気象台によりますと、過去のデータの分析から、道内での発表は従来の「高温注意情報」よりも少なくなる見通しで、この情報が発表されるほどの暑さの場合、熱中症になる危険性は極めて高くなっているといるということです。
発表されるのは前日の夕方か当日の朝です。情報に注意してください。

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