ガラス張りのシャワールーム、サウナ……。地方自治体の首長が庁舎執務室を私物化しているとして、各地で批判されている。関西にある人口3万人ほどの小さな町でも、町長専用のトイレがこっそりとつくられていた。予算や決算の資料では分からない形での工事だった。疑問を感じた記者は、町長や関係者に尋ねた。「そのトイレ、本当に必要なんですか?」
450万円の公費を投入
西日本の一大ターミナル・JR大阪駅から直線距離で北西に約25キロ。森林や田園風景が広がり、関西のベッドタウンとして知られる兵庫県猪名川(いながわ)町がある。大阪市と神戸市の間にある「阪神地域」では唯一の町だ。この町の本庁舎2階の町長室に、福田長治(ちょうじ)町長(74)専用のトイレがある。その存在が公になったのは2年前のことだ。
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