近畿地方では、5月の初めは晴れる日が少なく、雨の降る日が多いでしょう。大気の状態が不安定で雷雨となる日もあるため、落雷などに注意が必要です。
あさって5月2日は 特に注意が必要!
近畿地方では、あす1日は、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、各地で本降りとなり局地的に雷雨の恐れがあるため、注意が必要です。そして、あさって2日は、大阪の上空5500メートル付近にマイナス26℃前後とこの時季としてはかなり強い寒気が流れ込むため、大気の状態がさらに不安定となり、雷雲が発生しやすい気象条件となる見込みです。落雷に注意をするとともに竜巻などの突風、雹の降る恐れもあるため、天気の急変に注意が必要です。
雷の音が聞こえたら
周辺から雷鳴が聞こえる、急に冷たい風が吹いてくる等、雷雲が周辺にせまっている兆候を確認した場合は、頑丈な建物の中に速やかに移動するようにしましょう。また、屋外で雷雨に遭遇して周囲に建物がない場合は、大きな樹木の下に身を隠すのではなく、樹木から少し離れた所で身を伏せるような姿勢で、雷雲が通り過ぎるのを待ちましょう。
日差したっぷりは 5月3日
近畿地方の2週間天気予報では、5月上旬から中旬にかけて雨の日が多く、日差しがたっぷり降り注ぎそうなのは目先では、しあさって3日となるでしょう。雨の合間の貴重な日差しを有効に活用するようにしてください。
日本気象協会 関西支社 松尾 恒治
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