明日30日(金)は、低気圧が急速に発達しながら北海道の太平洋沿岸を通過します。 北海道は明日いっぱい、雨や風の強まりに注意・警戒が必要です。 上空には寒気が流れ込むため、1,000mを超える山では湿った雪になり、積雪のおそれがあります。
道東は1時間に20mmを超える土砂降りの雨に
北海道は今日の夜遅くに、道南から雨が降り出します。 低気圧の接近と共に雨のエリアが北に広がり、明日は各地で雨が降る見込みです。 低気圧に近い道東は活発な雨雲の通り道で、太平洋側は明日の未明から昼頃にかけて1時間に20mmを超える土砂降りの雨のおそれがあります。道路の冠水や河川・用水路の増水に注意してください。午後になると強い雨のエリアはオホーツク海側に移る見込みです。 低気圧が急速に発達しながら通過するため、沿岸部を中心に風も強まります。 道東や道北の沿岸部では暴風となるおそれがあり、岬では最大瞬間風速が30m/sに達するおそれもあるため警戒が必要です。 吹き荒れる風で鉄道など交通機関に影響が出る可能性もあります。明日はお休みをとられる方も多いと思いますが、通勤・通学される方は時間に余裕を持った行動を心がけてください。
標高の高い山では湿った雪に 峠道の走行は要注意
上空約1,500m付近に0～－3℃の寒気が流れ込むため、標高が1,000mを超える山では湿った雪となる見込みです。 峠道はシャーベット状の積雪のおそれがあり、道路のコンディションが非常に悪くなります。吹雪による視界不良にも注意が必要です。 車を運転される場合は、冬用タイヤを装着の上、慎重な運転を心がけましょう。
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