引っ越しシーズン 仙台市が窓口の混雑回避対策 - 東日本放送

2021年03月29日　18時44分

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引っ越しの手続きで、自治体の窓口が込み合う時期を迎えています。

仙台市は窓口の「密」を避けるため、混雑回避のサービスを行っています。

29日午前11時ごろの青葉区役所の様子です。転勤や就職、進学などに伴う手続きによって、窓口に来る人は普段の3倍ほどに増えています。

新田智紀記者「こちらは転出や転入の届け出をする窓口です。通常なら5分ほどの手続きですが、この日は約1時間待ちの状態になっています」。

新型コロナの感染拡大が収まらない中、不特定多数の人が訪れる窓口ではしっかりとした感染防止対策が必要です。

仙台市では転出届について、郵送での手続きを行っています。市のホームページからダウンロードできる所定の用紙に必要事項を記入し、本人確認の書類の写しや返信用封筒を添えて区役所に送れば、転出証明書が約1週間で届きます。

一方、転入届は本人確認が必要なため、窓口での手続きが必要です。

新田智紀記者「（市内の）各区役所では、窓口の混雑状況を確認するため、このようにスマホによる情報サービスの提供を行っています」。

手続きを待つ人の数をスマホやホームページで知らせているほか、整理券の番号を登録すれば呼び出しのメールが届くシステムを今年から市内すべての区役所に導入しました。

青葉区戸籍住民課・本郷信弘課長「夕方ごろになると混雑がだいぶ緩和されると思う。時間に余裕を持ってお越しいただければ」。

また、仙台市は4月4日の日曜日午前9時から午後3時まで各区役所に窓口を開設し、対応するということです。

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