別府市公式ラインのページ。必要な分野の情報を受け取ることができる
【別府】別府市は公式ラインアカウントの機能を拡充し、近く新たなサービスを始める。市民が必要な情報だけを受け取れる仕組みを加え、ごみ分別案内の検索機能にAI(人工知能)を導入して精度を高める。
市が必要な情報だけを届ける「セグメント配信機能」が新機能の一つ。市民は①住まいの町名②イベント・講座③くらし④健康づくり⑤子育て⑥福祉―の中から選んだ分野の配信だけが受け取れる。
例えば町名を選べば、ごみの定期収集日(不燃物、資源物)が事前に通知される。「くらし」を選択すると市営温泉の休館情報、「健康づくり」は集団検診のお知らせなどが届く。
ラインは市民にダイレクトに情報を届ける目的で導入したが、通知が多いとブロックされて大切な情報が届かなくなる懸念がある。必要な通知だけなら頻度が下がり、生きた情報が届く環境が維持できるとみている。
AIを活用した自動応答機能(チャットボット)は、ごみの品目を入力すると分別の種類が分かる仕組み。AIを導入すれば入力した文字が完全に一致しなくても、最も近い回答を導いてくれる。
市情報推進課は「セグメント配信は県内で初の取り組み。今後もデジタルの力を活用して市民サービスを向上させたい」と話している。
※この記事は、1月3日 大分合同新聞 14ページに掲載されています。
からの記事と詳細 ( 別府市公式ライン、必要な情報だけ受け取りOK 町名など選択可能に、ごみ分別案内にAI導入 - 大分合同新聞 )
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