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Sunday, December 20, 2020

FXで億超えをするには何が必要なのか? FX億り人が初心者に伝えたい「1億円への第1条件」 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス

 将来不安から高まる投資熱。今から投資を始めたいと考えている人も多いはずだ。そこで、軍資金100万円から資産1億円を手にする方法を初心者にもわかりやすく解説。前回までは株編のミッションをお届けしたが、今回からはFXで資産1億円を目指す方法を伝授する!

◆FX編ミッション①FXの全体像・資金管理を知る

 円やドル、ユーロなどの各国通貨を売買し、取引の差額が利益となるFX。株編のミッション①では年利10~20%を目指すメソッドを解説したが、「FXでは月利10%も決して非現実的な数字ではない」と語るのは、FX投資で億り人となった三賢人のひとりである、日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)の鈴木拓也氏だ。

「レバレッジ効かせれば、元手の最大25倍の資金を動かして取引できるのがFXの魅力。仮に100万円をレバレッジ25倍で運用すれば、いきなり2500万円の取引ができるということです」

 仮に1ドル=100円のときに米ドルを100万円分買い、1ドル=101円になったタイミングで売ったとすると、レバレッジなしでの取引で利益は1万円。しかし、レバレッジ25倍での取引ならば利益も25倍となり、25万円の利益が生まれることとなる。

「無理のない数値としてレバレッジ10倍で月利10%を目指して運用し続けた結果をシミューレションすると、100万円からスタートし、わずか4年1か月で1億円に到達することがわかります」(鈴木氏)

◆損益もそのぶん大きくなりやすい

 だが当然、レバレッジにより短期間で大きな利益を生み出せる一方、損益もそのぶん大きくなりやすいのも事実。だからこそ、ミッション①でまず知るべきは「資産管理の重要性」だと三賢人は口を揃える。

「大前提として、生活余剰金でのみFXを運用すべき。一攫千金を夢見るがあまり、間違っても生活資金や借金で始めてはいけません。初心者ならば運用に慣れる最初の半年~1年はレバレッジ2~3倍。0.1ロットの取引にして、資産を大きく増やすことよりも負けずに経験値を積み上げることに集中しましょう」

通貨単位、ロットってなに?

「通貨単位」とは、FXで取引する際の通貨の最低数量を指す。1通貨単位は対米ドルなら1ドル、対ユーロなら1ユーロなど、各通貨ごとに定められている。さらに、取引額が大きくなりやすいFXでは、通貨単位を「ロット」に換算して取引されるのが常。基本的には「1ロット=1万通貨単位」だが、業者によって異なる場合もあるので売買の際には注意が必要。

◆FXで負ける人の9割が“損切りミス”

 こうした“修業期間”に1年を費やしたとしても、そこで得た経験値を生かしてレバレッジを高めていけば前出のシミュレーションのようにすぐに大きな利益を生み出せる。一攫千金を夢見がちなFXだが、大きな利益が生み出せるからこそ焦らずコツコツと経験値を積む意識が重要なのだ。

 加えて、三賢人が「初心者が勝てるか否かの大きな分岐点」だと明かしたのが損切りのタイミングだ。

「FXで負ける人の9割が“損切りミス”だと言われています。人間、負けが込むと希望的観測にすがりたくなるものですが、設定した基準に従い淡々と損切りする感覚をいち早く身につけること。目安として、1回のトレードでの損失額が総資金の2%になるラインを損切りの基準として推奨します」(鈴木氏)

 ギャンブル感覚でFXに手を出す人は多い。だが三賢人が初心者に贈る言葉に共通したのは「勝つことよりも負けないこと」の大切さ。FXで資産1億円を目指すためには、多少の勝ち負けに一喜一憂せず基準に従い続ける堅実な姿勢が必要不可欠なのだ。

◆FXのメリット

・レバレッジが25倍まで使える

・手数料が他の投資と比べて極めてやすい

・24時間取引が可能

・スワップポイントを毎日受け取れる

pipsってなに?

通貨の共通単位としてFXで使用される単位。各通貨の変動状況を「円が〇円変動」、「米ドルが〇米ドル変動」などと各通貨の単位に合わせて表現するとややこしくなるため、通貨の共通単位として「円が〇pips変動」、「米ドルが〇pips変動」といった具合にpipsが使われる。米ドル/円では1pip0.01円(1銭)。ユーロ/米ドルでは1pip0.0001米ドル(0.01セント)。

◆開始当初は大損失。「勝つよりも負けない」を心がけ4年で1億円到達

 累計利益1億6500万円を築いたカリスマトレーダーのぶせな氏だが、開始当初は大損失を出してFXから足を洗ったこともあった。

「儲けたい一心で、根拠のないナンピン買いを高ロット数でやり続け、リーマン・ショックの暴落で1000万円の損失を出しました」

 そこからは100冊以上のFX関連書籍を読み漁る毎日。50万円で再起を図り、そこから1年で1000万円を取り返すまでになった。

「だからこそ、初心者には一攫千金を夢見ていきなり高ロットで取引するのは絶対にやめるべきだと伝えたい。僕のように高い授業料を払わずとも、ある程度知識や経験値を積んでから本格的な取引に臨むくらいの気持ちが大切だと思います」

【日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)・鈴木拓也氏】

’87年生まれ。メガバンクを経て’18年にFXを中心とした金融投資のwebメディアを運営する株式会社フィンテラスを設立。「元メガバンク為替ディーラーが教えるFX初心者講座」が月20万PVを超える人気に。

【専業トレーダー・ぶせな氏】

会社員時代にFXを開始。’10年に専業となり、その4年後には利益累計1億円を超えたカリスマトレーダー。著書に『最強のFX 1分足スキャルピング』『最強のFX 15分足デイトレード』(ともに日本実業出版社)。

【専業トレーダー・サトウカズオ氏】

FX歴15年。リーマンショック、トルコショックなど、さまざまな危機を乗り越えて、今ではサラリーマン生活に終止符を打ち、悠々自適のセミリタイア生活を送る。「トルコリラとメキシコペソFXブログ」を運営。

<取材・文/新井奈央 とにかく詳しい河村 図版/ミューズグラフィック>

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