2020年10月から、交通系ICカード「PASMO」がApple Payに対応しました。これまでApple Payで使える交通系ICカードといえば、長らくSuicaのみという状況でしたから、特に首都圏の私鉄沿線居住者/定期券利用者には朗報といえるでしょう。
そのPASMOをiPhoneで使うには、8以降のiPhoneとiOS 14が必要です。PASMOはSuica同様にFeliCaで通信しますが、Suicaを利用できるiPhone 7/7 Plusはサポートされないため注意しましょう。
8以降のiPhoneとiOS 14さえ用意すれば、ひとまず準備は完了です。PASMOはiPhoneに付属のWalletアプリで標準サポートされるため、App Storeで専用アプリをダウンロードする必要はありません。Walletアプリを起動して右上の「+」ボタンをタップ、現れたApple Payの画面で「続ける」をタップすれば、交通系ICカードの候補にPASMOが表示されるので、画面の指示に従い操作すればPASMOの作成とチャージを行うことができます。
既存のPASMOカード/PASMO定期券の移行(取り込み)も可能です。その場合、交通系ICカードでPASMOを選択したあとのチャージする画面で「お手持ちの交通系ICカードを追加」をタップし、PASMO ID番号と生年月日(記名式PASMOやPASMO定期券で必要)を入力、画面の指示に従い残高やデータを転送すればOKです。
なお、定期券の新規購入やオートチャージの設定を行うときには、App Storeからダウンロードできる「PASMOアプリ」が必要です。バス利用特典サービス情報の表示などPASMOのサービスをフルに使いたい場合は、入手しておきましょう。
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October 15, 2020 at 09:15AM
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iPhoneでPASMOを使うには何が必要? - いまさら聞けないiPhoneのなぜ - マイナビニュース
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