連日のように危険な暑さとなった１６日までの１週間、関東甲信で、熱中症の疑いで病院に運ばれた人は５３００人余りにのぼったことが総務省消防庁のまとめでわかりました。
その前の週と比べて２.２倍になっていて、熱中症への厳重な警戒が必要です。
総務省消防庁によりますと、今月１０日から１６日までの１週間に、関東甲信の１都８県で、熱中症の疑いで病院に運ばれた人は、あわせて５３４３人にのぼりました。
その前の週の２４７２人と比べるとおよそ２.２倍となっています。
症状の程度をみますと、死亡した人は１１人で、入院が必要な「重症」や「中等症」があわせて２５２８人、「軽症」が２８０４人でした。
年齢別では、６５歳以上の高齢者が３２６９人と全体の６割を占めて最も多くなったほか、１８歳以上６５歳未満が１７４６人、７歳以上１８歳未満が３０４人、０歳から７歳未満があわせて２４人でした。
都県別でみますと、東京都が１５７４人と最も多く、次いで埼玉県が９９７人、神奈川県が９２０人、千葉県が７３３人、などとなっています。
この期間は、１１日に群馬県と埼玉県で最高気温が４０度を超えたところがあったほか、そのほかの日も危険な暑さが続きました。
関東甲信では今月２１日ごろにかけて猛烈な暑さが続く見込みで、引き続き、熱中症への厳重な警戒が必要です。
冷房の適切な使用やこまめな水分補給といった対策とあわせて、人との距離を十分に保てれば定期的にマスクを外すことなども心がけてください。
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August 18, 2020 at 04:05PM
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熱中症疑いで搬送 前週比２倍に｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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