復活したソニーを、吉田憲一郎社長CEOはさらなる成長に導けるか Photo:Bloomberg/gettyimages
東証上場企業の中でもトップクラスの業績を上げ、堂々たる復活を遂げたソニー。しかし、世界の同業他社と比較すると、まだまだ見劣りする点もある。もう一段の成長を遂げるには「コングロマリット・プレミアム」の創造が欠かせない。そんなソニーの現状と課題を分析する。(みずほ証券グローバル・ヘッド・オブ・テクノロジー・リサーチ 中根康夫)
名実ともに復活、23年3月期の営業利益は1兆円超えと予想
ソニーの2020年3月期営業利益は8455億円と、日本の上場エレクトロニクス企業で最高水準となった。これは吉田憲一郎社長 CEOがCFOに就任した14年(15年3月期)から12倍であり、同社は名実ともに復活を遂げた。
みずほ証券では、今期こそ新型コロナウイルスの影響などで2けた減益を余儀なくされるものの、23年3月期には営業利益で初の1兆円超えを予想している。株式市場では営業利益で1兆円が大きな壁とみる向きも少なくないが、筆者は、1兆円は一里塚にすぎず、収益拡大余地は依然大きいとみている。
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August 04, 2020 at 02:30AM
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ソニーがコングロマリットの「真価」を発揮するために必要なこと - ダイヤモンド・オンライン
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