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Thursday, July 23, 2020

新車購入の流れと必要な手続きは?初心者でも安心な新車購入ガイド - カルモマガジン

新車は決して安い買い物ではないため、購入の手順や手続きについて、疑問や不安な点がある方もいるでしょう。後悔のない車選びをして納車までスムーズに済ませられるように、新車購入の流れや必要な準備などは、ひと通り把握しておきたいところです。

そこで、新車購入に際して初心者でもわかる、車選びから納車までの流れや用意すべき書類などをご紹介します。

新車購入の流れは?

新車購入の流れは?

まず、新車を購入する手順について、大まかな流れをご説明します。ディーラーの店舗を訪れる前から、新車の購入について考えておくべきことがあります。また、納車の際にも確認作業が伴います。それぞれのステップに分けて、詳しく確認していきましょう。
〈新車購入の流れ〉

予算を立てる

新車を購入するにあたっては、しっかりと予算を立てて考えることが大切です。予算を決めずに、憧れの車種や欲しい機能だけをチェックして車選びに入ってしまうと、どんどん金額は高くなってしまい、思わぬ出費となってしまいます。まずは貯金や年収がどれくらいあるかを確認して、新車の購入後に家計が苦しくならないよう、予算を組みましょう

新車を購入する際の予算は、車両本体価格だけではありません。自動車税(種別割)や自賠責保険料、さらに燃料費やメンテナンス費などの維持費用も含めて考える必要があります。

車種を選ぶ

車種がなかなか決まらない場合は、なぜ車が欲しいのか、おもにどのようなシーンで車に乗るのか、という基本的なことから考えていきましょう。例えば、家族や友人同士でのドライブに使いたい場合は、ミニバンやワゴンが便利です。通勤や近所への買い物のときに乗れれば十分で、できるだけ予算を抑えたいなら、軽自動車も選択肢に入ります。アウトドアやキャンプが趣味なら、悪路も走れて荷物をたくさん載せられるSUVを選びたいところでしょう。

このように用途やライフスタイルを考えることで、必要な乗車定員や積載量、欲しい機能なども見えてきます。そのため、車種やグレードを決めやすくなります。

店舗を選ぶ

新車の購入先は、ディーラーか自動車販売店のいずれかである場合がほとんどです。それぞれにメリットとデメリットがあるため、購入先の特徴を踏まえて、自分に合った店舗を決めましょう。

・ディーラー
ディーラーは、特定の自動車メーカーとの特約店契約を結んでいる店舗で、そのメーカーの車だけを取り扱っています。メリットは、同じメーカーのディーラーであれば、店舗ごとに価格やサービス内容の差がほとんどない点です。しかし、ほかのメーカーの車種との比較がしにくいというデメリットもあります。そのため、すでに購入したい車種やメーカーが決まっている場合は、ディーラーで新車を購入するのがおすすめです。

・自動車販売店
自動車販売店は、ディーラーのように特定のメーカーと特約店契約を交わさず、ディーラーから仕入れたさまざまなメーカーの車を販売している店舗です。そのため、複数のメーカーの車種を比較検討することができ、さまざまなメーカーや車種に関して相談もできるでしょう。また、ディーラーよりも価格が安いというメリットもあります。

ただし、デメリットもあります。それは、店舗ごとのサービス内容に差が生じやすいという点です。評判なども参考にしつつ、慎重に店舗を選びましょう。

見積りを取る

見積りを取る

欲しい車種と購入先がしぼれてきたら、見積りを出してもらい、試乗も忘れずにしましょう。実際に運転してみると、思っていたのと乗り心地が違った……という可能性も十分にありえます。試乗ができる店舗で、一度は試乗しておきたいところです。店舗によっては予約制のところもあるため、試乗したい旨を早めに伝えておきましょう。

また、見積りを出してもらうことは、希望の新車をできるだけお得に購入するための第一歩です。価格交渉をする際にも、見積書を元に交渉を進められます。

見積書には、車両本体価格、オプション(付属品)価格、購入時に徴収される税金、自賠責保険料、各種代行手数料などの、車の購入に必要な費用がまとめて記載されています。また、カーローンで購入する場合は、頭金や月々の返済金額も記載されていますから、必ず確認しましょう。費用に関して不明点があれば、見積書を出してもらった段階で確認することも大切です。

なお、複数の車種や店舗で比較検討している場合でも、それぞれの車や店舗ごとに見積りを出してもらい、その結果を参考にして、最終的に購入する新車や店舗を決めましょう。

契約し購入する

購入する車種や店舗が決まったら、いよいよ購入段階へ入ります。見積書を元に、価格交渉を行います。オプションを追加した車やグレードの高い車種は、本来の車両本体価格よりも高額となるため、特に価格交渉がしやすくなります。もちろん、オプションなしの車やスタンダードグレードの車種も、価格交渉に応じてもらえる可能性はあります。できるだけお得に新車を購入できるよう、本契約へ進む前に価格交渉をしてみましょう。

価格交渉をスムーズに進められるかどうかは、新車を購入する時期やコミュニケーションの取り方によっても大きく変わります。気持ちよく購入するためにも「とにかく安く買いたい!」という気持ちは抑えて、現実的な値引き額を目標として設定した上で交渉に臨みましょう。

なお、特に値引きが期待できる見積りの項目は、以下のとおりです。価格交渉の際の参考にしてみてください。
〈新車購入で値引きが期待できる費用〉

  • 各種手数料(代行手数料など)
  • ディーラーで選択できる付属品(カーナビなど)
  • 納車費用
  • アフターサービス料
  • 納車時の燃料費

納車で確認をする

本契約をして支払いも完了したら、あとは納車を待つだけです。本契約から納車までは、一般的に1~3週間ほどかかります。車を自分で店舗まで引き取りに行くのであれば納車費用はかかりませんが、自宅まで届けてもらう場合は費用が発生します。

引渡し時は、新車に傷がないか、また実際に乗ってみて異音がしないかといったことを必ず確認しましょう。外観をきちんとチェックするためにも、引渡しはできるだけ日中にすることをおすすめします。なお、納車後の具体的な確認事項については、後半の「納車時の確認事項は?」で詳しく解説します。

新車購入で必要な手続きや支払いは?

新車購入で必要な手続きや支払いは?

新車を購入する際、必要な書類を用意したり、税金などを支払ったりする手続きが発生します。どのような手続きが必要なのか、見ていきましょう。

必要書類に関する手続き

新車の購入では、必要となる書類などがいくつかあります。以下のように、印鑑証明書や車庫証明書の発行も必要となるので注意してください。
〈新車購入で必要となる書類など〉

  • 運転免許証
  • 実印
  • 印鑑証明書
  • 車庫証明書

これらに加えて、購入先の店舗からすすめられた自動車保険に切り替える場合は、現在加入している任意保険の証券も用意します。
印鑑証明書は各自治体の役所で発行してもらえます。また、車庫証明書は管轄警察署の窓口で申請しなくてはなりません。受付時間が定められているため、いずれも早めに用意することをおすすめします。
なお、軽自動車を購入する場合は実印と印鑑証明書は不要で、認印と住民票で手続きが可能です。

委任状への署名と押印

委任状とは、車の登録や名義変更の申請を店舗側に代行してもらうための書類です。書類は店舗側が用意するので、購入者は署名と押印だけで済ませられます。

また、現在所有している車を店舗に下取りしてもらう場合は、譲渡証明書にも署名と押印をします。その際は、下取りの依頼をする車の車検証、自動車税の納税証明書、自賠責保険証、リサイクル券の預託証明書を用意しましょう。

新車購入代金の支払い

新車購入代金の支払い方法には、一括払いのほかに、カーローンを利用する方法もあります。カーローンを利用する場合は、事前の見積りの段階でローン審査に通るかどうかを確認しておくといいでしょう。カーローンには、銀行系やディーラー・信販系、自社カーローンなど、いろいろな種類があります。なお、銀行系のマイカーローンを利用する場合は、所得証明書などの書類を用意する必要があります。

こちらも併せてご覧ください。

カーローンはきちんと比較して選ぶ!その種類や選ぶポイントは?

※上記の記事では、カーローンの種類と選び方などについて、詳しく解説しています。

自動車税の納め方

新車購入代金を支払う際には、車両本体価格以外に自動車税やその支払方法などについても確認しておきましょう。なお、新車とともに購入したカーナビ、ドライブレコーダーなどの付加物は車両価格と合算され、自動車税の一部に計上されます。

普通車の場合は、自動車重量税がかかります。自動車の新規登録時と車検時に、車検証の有効期間分をまとめて支払います。税額は車両の重さによって異なるので、購入する車種がどのカテゴリーなのかを確認しましょう。

軽自動車の場合は軽自動車税となります。普通車とは異なり、毎年4月に納税通知書が届くので、公共料金と同じように金融機関やコンビニなどで支払いができます。

また、エコカー減税の対象となるかどうかも確認しましょう。エコカー減税とは、国の定める排出ガスと燃費の基準値を満たす車が対象となる税金優遇制度です。対象車を購入する場合は、自動車税と自動車重量税が減税されます。

それから、それまで使用していた車を購入店舗へ下取りに出す場合も、自動車税を確認しておかなければなりません。下取りは自動車税を納めた上で出す必要があるため、未納の状態になっていないかどうかをよく確認しましょう。

納車時の確認事項は?

納車時の確認事項は?

最後に、納車時に確認しておきたいポイントについてご紹介します。新車であっても、必ず完全な状態で納車されるとは限りません。書類や車に不備がないかを確認し、購入後のトラブルを防ぎましょう。また、納車後に不具合があった場合は、できる限り早く購入店舗へ連絡しましょう。

納車時の確認事項には、以下のようなポイントがあります。
〈納車時の確認事項〉

  • 車検証・自賠責保険証・注文書の確認
  • 外観・内装の傷やへこみがないかどうかの確認
  • オプションなどの装備・付属品の確認

車検証・自賠責保険証・注文書の3点は、書類上の記載事項に抜けや誤りがないかどうかを確認します。外観と内装もよく見て、傷やへこみがないかどうかをチェックしましょう。また、カーナビなどの付属品も注文どおりにすべて装備されているか、問題なく作動するかどうかを確認します。

新車の購入では必要な手順を把握しておくとスムーズ!

新車の購入はそう何度も経験することではないでしょう。そのため、店舗選びや必要書類の準備、支払方法などに手間取ってしまうことも多いかもしれません。しかし、新車購入の流れや見積書の見方を事前に把握しておくことで、価格交渉も進めやすくなり、のちのトラブル回避にもつながります。満足のいく新車を購入するためにも、時間には余裕をもって取り組みましょう!

よくある質問

Q1:新車を購入する流れを教えて?

A:新車を購入するには、ディーラーの店舗を訪れる前から検討しておきたいことがあります。まず、予算を立て、どのような車種がいいのかを考えましょう。購入したい車種を選んだら、サービスが良く価格も安い店舗を選びます。その際、複数の見積りを取って比較することも重要です。購入する店舗が決まったら、契約し購入します。最後に納車で不備などがないかどうかを確認します。

Q2:新車の購入で必要な書類手続きは?

A:新車を購入する際に必要となる書類などには、運転免許証、実印、印鑑証明書、車庫証明書があります。購入先からすすめられた自動車保険に切り替える場合は、現在加入している任意保険の証券も必要です。なお、軽自動車を購入する場合は、実印と印鑑証明書は不要で、認印と住民票で手続きできます。また、車の登録や名義変更の申請を店舗側に代行してもらう委任状に、署名と押印をします。

Q3:新車の購入で必要な支払いは?

A:新車の購入代金を支払うには、一括払いのほかに、カーローンを利用する方法もあります。車両本体価格以外にも、普通車の場合は自動車重量税、軽自動車の場合は軽自動車税がかかります。また、エコカー減税の対象車を購入する場合、自動車税と自動車重量税が減税されます。

※記事の内容は2020年7月時点の情報で制作しています。

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July 24, 2020 at 10:02AM
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