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Tuesday, June 2, 2020

洗濯機のカビを防ぐ5つの鉄則 カビ菌は梅雨に爆発的に発生 - ウェザーニュース

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2020/06/03 08:30 ウェザーニュース

洗濯機を清潔に保つには、お掃除はもちろんですが洗濯機にカビが生えないようにする日ごろからの心がけも必要です。カビや嫌な臭いを発生させないために簡単に実践できる予防法を、おそうじ本舗の技術アドバイザー・尾崎真さんに聞きました。

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尾崎さんは「カビなどの菌は、温度が20~30℃で、湿度が60%を超えると爆発的に発生します。4月から9月にかけての時期がこれに当てはまりますので、洗濯機内を常に乾燥させることが重要になります」と指摘します。特にこれから迎えるじめじめした梅雨時は要注意です。カビの繁殖を防ぐための5つの鉄則を教えてもらいました。

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つい「汚れた服は洗濯機に入れておいて!」と、洗濯カゴ代わりに使ってしまうことがありますが、これはNGです。

その理由を尾崎さんは次のように解説します。「洗濯機の中は湿気がこもりカビが発生しやすい環境にあります。そのうえ、脱いだばかりの衣類は汗を吸収していますから、洗濯機内の湿度を保ち、皮脂汚れや土由来の成分からはカビのエサとなるタンパク質が発生してしまうのです」。

汚れた洗濯物は専用のカゴを用意して、洗う直前まで洗濯機に入れないようにしましょう。

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カビを防ぐには、洗濯機の中の湿気を飛ばす必要があります。洗濯中以外は、フタを開けておく習慣をつけるとよいしょう。

「ただし、小さなお子さんがいるご家庭でドラム式洗濯機を使用している場合は、いつもフタを開けっ放しにしておくと中に入り込んでしまう危険性がありますので、外出時にだけ開けるなど安全に配慮してください。

また、乾燥機能付き洗濯機の場合は、天気の良い日が続くと外に洗濯物を干して乾燥機能を使わないときもあります。すると空気がよどんで湿気が中にこもってしまうので、ときどきは乾燥運転を行ってください」(尾崎さん)

普段使わない人でも週に1回くらいは乾燥機能を使って中を乾燥させるのがポイントです。

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洗濯物を濡れた状態で洗濯機内に放置しておくと、湿度が上がりカビが発生します。すぐに干せないときは、洗濯物を入れる専用のカゴに移しておきましょう。

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洗剤の量は規定量を守りましょう。多すぎると溶け残ってカビの発生原因になってしまう恐れがあります。

また、「合成洗剤には除菌成分が含まれているのに対して、自然派のエコ洗剤は環境にやさしい製品ですが、いっさい除菌成分が入っていないためカビが発生しやすいのでメンテナンスをしっかり行ってください」と尾崎さんは言います。

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2週間に1回の頻度で洗濯槽クリーナーか炭酸ナトリウムを用いて洗濯槽を掃除しましょう。除菌効果もあり、定期的なお手入れにおすすめです。

ご紹介したように日ごろから洗濯機や洗濯物の扱いに少し気を配るだけで、洗濯機のカビは予防できます。習慣づけてきれいな環境を維持しましょう。

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取材協力:おそうじ本舗 技術アドバイザー・尾崎真氏
画像提供:おそうじ本舗

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