新型コロナウイルスに感染しているかの検査を効率的に行おうと、神奈川県横須賀市は、感染を防ぐボックスに入った看護師が患者の検体を次々に採取する「ウォークスルー方式」を24日から導入します。
横須賀市は医療現場の負担を軽減しようと、3つの病院で行っていたPCR検査の検体採取を、24日から市の「救急医療センター」で一括して行うことになり、23日、デモンストレーションが行われました。
屋根のある駐車場に高さおよそ2メートルのボックスが設置され、中に入った看護師などが手袋をつけた手だけを出して、患者の鼻から検体を採取します。
患者は歩いてきて次々入れ替わるため、「ウォークスルー方式」と呼ばれる方法です。
市によりますと、ボックスは気密性が非常に高く防護服を着用する必要がないということで、効率的に採取できるうえ、看護師らの感染予防も期待できるとしています。
一日40件の対応が可能で、日曜日を除いて実施されます。
検査を希望する人は「帰国者・接触者相談センター」に電話したうえで予約が必要です。
上地克明市長は「検体採取の窓口を一元化することで、医療現場の負担を軽減するとともに、感染爆発を防ぐ一助としたい」と話していました。
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April 24, 2020 at 07:45AM
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検査にウォークスルー方式導入|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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