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Sunday, April 26, 2020

『黒い砂漠』異世界生活を送るためのプレイガイド。必要な強さとお金を手に入れる方法を解説 - ファミ通.com

 2015年5月に日本でサービスインしたPCオンラインゲーム『黒い砂漠』は、“MMORPG”を体現したようなタイトルだ。

 シームレスに広がる世界を冒険をして、釣りをして、料理をして、貿易をして、得た利益で強い装備を整えて――。要するに、「異世界に生きる」というイメージそのもの。

この記事は『黒い砂漠』の提供でお送りします。

【『黒い砂漠』で楽しめるコンテンツの一例】

  • RPGとしてストーリーを楽しむ
  • 戦闘やキャラ育成、装備の強化
  • ハウジング
  • 釣り
  • 貿易
    など

 コンテンツ量が多すぎるため、「何をやればいいのか」「アレをやるには何から始めればいいのか」と混乱する人もいるだろう。本稿は“やりたいこと別ガイド”と称して、大まかなプレイの流れを解説する。

釣りや農業といった生活コンテンツをメインで遊んでも経験値を獲得でき、成果物を売れば金策にもつながる。単なるおまけ的な要素とは違うのだ。
遊んでいるうちに、自分がこの世界の住人のひとりになったのだというワクワク感が湧いてくる。

目次閉じる開く

レベル50を目標に、まずは素直にストーリーを楽しむ

 本作を初めてプレイする人は、当然のごとくキャラメイクからスタート。キャラメイクに凝る人は、後述するレベリングよりもむしろ時間がかかるかもしれない。

選べるクラスは19種類(2020年4月現在)。どれを選んでも狩りで困ることはあまりない。長く異世界で暮らす自分の分身として、カッコよさやかわいさなどを突き詰めよう。

 チュートリアルで操作を、サブクエストで各種のシステムやコンテンツを学ぶ。レベル15~16になる頃には大きな街“ハイデル”に到着。

 この時点で大半の生活コンテンツが開放されているはず。あれこれやろうと混乱するかもしれないが、焦る必要はまったくない。さらに言うと、まだ生活コンテンツには手を出さなくていい。もっと『黒い砂漠』の世界に馴染んでからで大丈夫だ。

 本作のレベル帯はだいたい3段階に分類される(※)。

【レベル50まで】
序盤。ストーリーを追ったり目に入るクエストを受けたりしているうちに、自然と到達できる。世界観に浸るうちにやりたいことが見えてくるはず。

【レベル51~56】
中盤。レベル56到達後に特定のクエストをクリアーすると“覚醒スキル(覚醒武器)”や“伝承スキル”を使用可能に。ひとつの目標点。

【レベル57以上】
人によってはここからが本番。エンドコンテンツに挑戦するなど、できることがさらに広がる。

※ある程度MMORPG慣れしたゲーマーによる主観です。

“闇の精霊”から引き受けるクエストでメインストーリーを進める。節目ごとに呼び出してガイドを確認すれば、とくに迷うことなくキャラを育てていける。

 個人差はあるが、レベル40台後半頃からレベルが上がりにくくなったり、金策の必要性を感じるようになるだろう。“異世界での生活”を強く意識するのはここからだ。

 なお、レベル50になるとPvPへの参加が可能(※)となる。他プレイヤーからのPK(Player Kill)の対象となるため、まれに辻斬りに会うことも。最初は驚くかもしれないが、デメリットはそれほど大きくない。MMORPGの風物詩的なものなので、あまり気にしないでおこう。

※オリビアチャンネルはPvP不可能。

戦闘を中心にレベリング

 戦闘でのレベル上げはRPGの醍醐味のひとつだ。レベル49で“闇の精霊”から受けられるクエストを終えると、レベル50に到達。ここからがレベリングの本番とも言える。

 新規プレイヤーや30日以上ログインしていない復帰者は、“オルビアチャンネル”でプレイしよう。初回ログインから最大30日間、レベル50からレベル59の終盤まで、戦闘経験値に+100%、スキル経験値に+20%という大きな恩恵を得られ、戦闘経験値がアップするアイテムを毎日もらえるのだ。

一部の上級者向けコンテンツがプレイできないこと以外、オルビアチャンネルにデメリットはなし。どのサーバーにもログインできる『黒い砂漠』ならでは仕様だ。

 目標レベルはひとまず56。“覚醒スキル(覚醒武器)”や“伝承スキル”を使用可能になるからだ。どちらも一般的なMMORPGで言うところの上位転職にあたるもので、違いは以下の通り。

【覚醒スキル(覚醒武器)】
それまで使っていたメイン武器とはまったく別種の“覚醒武器”を装備可能に。近接攻撃主体だったキャラクターが遠距離に砲撃をくり出したりなど、2タイプの特性を切り替えながら戦えるようになる。

【伝承スキル】
従来の戦闘スタイルを受け継いで、より洗練したスキル。これまでと同じ戦いかたをしながらも、与えるダメージや攻撃範囲などが格段に強化されるので扱いやすい。

 最初のうちは経験値ブーストアイテムを温存し、50を超えたら一気に投入。これでレベリングにかかる時間をかなり短縮できる(オルビアチャンネルにいるとレベル60以上にならないので、別チャンネルへの移動を忘れずに)。

 加えて、最近は経験値や装備強化に有用なイベントが開催されることも多いため、昔は困難だったレベル60以上への到達も、いまや現実的になっている。

 『黒い砂漠』では生活コンテンツでも経験値を得られるので、金策と並行してのんびりレベリングする手もある。放置しておくだけで戦闘経験値やスキル経験値が手に入る“カカシ”を活用するのもいい。

 カカシはレベル50から使用可能。そのときのレベルの99.000%までしか経験値が入らないという制限はあるが、忙しいときにはぜひ活用してほしい。

カカシを利用したいなら、画面右上にあるNPC検索ボタンから“闇の精霊の修練”を検索。管理NPCのジェミ・ドリカが各地域ごとに表示されるので、クリックしてその場所へ向かう。
ジェミ・ドリカから放置したい時間に対応した“修練の書”を買って使用してから、付近にある空いているカカシの前でRキーを押せば修練開始。お金がかかるので、レベル56以降で金策が安定した頃からのご利用がオススメだ。

レベル50前後からのオススメ狩り場一覧

 レベルごとにオススメの狩り場を紹介。基本的にはやや楽に狩れるレベルを指針にしている。キツイと感じる場合は次項の“装備強化”も視野に入れよう。

 レベル56以上で狩り場に向かう前に買っておきたいのが、狩り場のメインターゲットにするモンスターの種族に対応した“マルニの石”。これを持った状態で対象種族のモンスターを一定数倒してからトッシィに渡せば、追加の経験値と交換できるのだ。

マルニの石を販売するNPC“いい加減なトッシィ”は、各狩り場にいるので購入は楽。使用する際のレベル制限が設定されているので、購入前に確認しよう。自分でとどめを刺したモンスターが対象なので、パーティーを組んでいるときは要注意。

レベル40~42 メンフクロウの森(バレノス地方)

フローリン村から近く、敵が密集しているので狩りやすい場所。

レベル42~45 サウニールキャンプ(カルフェオン地方)
レベル43~46 ジャイアント族駐屯地(カルフェオン地方)

敵の数が多めなので、テンポよく狩れる。

レベル47~51 ナマズマンキャンプ&マンシャの森(カルフェオン地域)

この辺はいわゆる人気狩り場。混雑時には場所変えも考えよう。

村が近く、この地域での入門となる狩り場。強敵が複数体並んでいることもあるので要注意。

レベル52~54 エルリック寺院(メディア地方)
 レベル帯のわりに防御力が低い敵が多く、人気狩り場のひとつ。南側の“腐敗の峡谷”や“カブト族駐屯地”もいい狩り場なので、混雑時には移動してみるのもアリ。

レベル53~55 ソサン駐屯地(メディア地方)
 敵の密集度合いも高く、さくさく狩れて長くこもれる人気の狩り場。敵の防御力が高めなので、装備強化を意識すればより効率アップ。混雑時には、ハイデルの近くにある“兵の墓”もオススメ。

レベル53~55 クイトゥ諸島(バレノス地域)
 交通の便が悪いため、船が用意できてなおかつ時間がある人向けの番外編狩り場。経験値、金銭効率ともにこのレベル帯では優秀なので、興味があれば探検ついでに寄ってみてほしい。

レベル53~56 バジム族駐屯地&砂漠ナーガ聖殿(バレンシア地域)
 敵を狩りやすく、またマルニの石に対応しているため、効率よくレベリングできる良狩り場。敵を強く感じたり、混雑にストレスを感じるようなら、やや遠出になるが“ティティウム渓谷”や“三日月神殿”もオススメだ。

レベル56~ マンシャウムの森、トゥースフェアリーの森、ミルの木遺跡(カーマスリビア地域)、星の墓場(カルフェオン地域)など
 レベル56以降の適性狩り場は、マルニの石が対応した狩り場なら効率的(非対応でもそれなりに)。レベリングしつつ、ほしい装備やドロップアイテムを吟味し、目的に即した狩り場を選びたい。

 ソロでも狩れて、通常のドロップ品もそれなりの値で売れる“マンシャウムの森”、パーティー狩りで高い経験値効率が出せる“ミルの木遺跡”などがオススメだ。

『黒い砂漠』公式サイト

装備の強化

 レベリングの項目でも何度か触れたが、装備強化もキャラクターの強さに大きな影響を与える。運よくレアドロップの装備を手に入れても、無強化のままでは宝の持ちぐされ。ストーリー進行中にもらった武器を強化した方が強いことも多い。

 『黒い砂漠』では装備にレベル制限がない。ゲームを始めたばかりの人でも、取引所で見かけたお手頃な武器を買ったら攻撃力が倍以上に跳ね上がった! なんてことも珍しくはない。強化段階の高い装備を適切に入手することが重要だ。

“/”キーで闇の精霊を呼び出し、“装備強化”を選択すればどこでも装備強化を行なえる。強化したい装備と使う素材を右クリックで選択だ。

 装備強化の素材は“ブラックストーン”系のアイテムだ。装備は強化段階に従って+1~+15、+16以降は真I(+16)~真V(+20)と表記され、それぞれ別の素材が必要になる。

【強化に必要なアイテム】

■武器+1~+15:ブラックストーン(武器)
■武器真I(+16)~真V(+20):凝縮された魔力のブラックストーン(武器)

■防具+1~+15:ブラックストーン(防具)
■防具真I(+16)~真V(+20):凝縮された魔力のブラックストーン(防具)

■狩猟用武器と釣り竿+1~+10:ブラックストーン(武器)

■一般グレードの馬具と船具+1~+10:ブラックストーン(防具)
■上級グレードの馬具と船具+1~+5:ブラックストーン(防具)
■上級グレードの馬具と船具+6~+10:凝縮された魔力のブラックストーン(防具)

■アクセサリーと機能服真I(+1)~真V(+5):同じアイテムの未強化品(※)
■生活熟練度防具と生活熟練度アクセサリー:黒い結晶、凝縮された魔力の黒い結晶

※アクセサリーは強化失敗時、素材にしたものといっしょに消滅する。

【強化用アイテムのおもな入手方法】

■ブラックストーン(武器&防具):
敵からのドロップ
召喚書ボス討伐時の報酬
ギルドボス、ワールドボスの報酬
クエストの報酬
一部クエストでもらえる“印章”との交換
精製所で生産(ブラックストーンの粉末200、暴君の血3、不屈の油2)(※)

※素材が膨大に必要なので効率的ではない。参考程度に。

■凝縮された魔力のブラックストーン(武器):
生活コンテンツのクエスト報酬
加熱加工(先の尖った黒結晶の欠片1、ブラックストーン(武器)2)

■凝縮された魔力のブラックストーン(防具):
生活コンテンツのクエスト報酬
加熱加工(堅い黒結晶の欠片1、ブラックストーン(防具)2)

■黒い結晶の破片(黒い結晶の材料):
採集(採鉱、素手採集、鍬、樹液、血液、なめし、屠殺)
生活コンテンツの各種採集(低確率)
狩猟の獲物からの採集
簡易錬金(各種粉末やクリスタル、動物系の血など)(※)

※素材が膨大に必要なので効率的ではない。参考程度に。

■先の尖った黒結晶の欠片(凝縮された魔力の黒い結晶の材料):
生活コンテンツの各種採集(低確率)
生活コンテンツの昇級クエスト報酬
夜間商人のラインナップ(抽選)

■堅い黒結晶の欠片(凝縮された魔力の黒い結晶の材料):
生活コンテンツの各種採集(低確率)
生活コンテンツの昇級クエスト報酬
夜間商人のラインナップ(抽選)

■黒い結晶:
敵からのドロップ(低確率)
狩猟の獲物からの採集(低確率)
狩猟デイリークエストでもらえる証との交換
簡易錬金(黒い結晶の破片1、ブラックストーン(武器)1、ブラックストーン(防具)1)
 
■凝縮された魔力の黒い結晶:
狩猟の獲物からの採集
狩猟デイリークエストでもらえる証との交換
簡易錬金(黒い結晶5、先の尖った黒結晶の欠片1、堅い黒結晶の欠片1)

 装備の強化に失敗すると“耐久度”の最大値が減少し、ゼロになると使用不可能となる。最大耐久度は、鍛冶屋で同じアイテムの未強化品や“記憶の破片”を用いれば回復可能だ。

 また、真II以上の強化では失敗すると強化段階が下がったり、アクセサリーだけは強化に失敗すると消滅するなどのデメリットもある。

装備強化の成功確率を高める方法

 『黒い砂漠』には強化に失敗するたびに、つぎの強化が成功しやすくなる仕様があるほか、“ヴォルクスの叫び”や“ヴォルクスの助言”というアイテムを使うことでも成功率を補助できる。

 ヴォルクスの叫びは鍛冶屋NPCから課金アバターを抽出してもらうと手に入り、“ヴォルクスの助言”はイベントなどで配布されるアイテム。たくさん用意するのは難しいので、あえて強化に失敗する方法を活用したい。

強化に失敗すると“装備強化確率増加”のポイントが溜まり、ヴォルクスの叫びでアップさせた数値との合算が“現在の装備強化確率増加”。ユーザー間では“スタック”と呼ばれている。

 やりかた自体は簡単。安い装備を買って適当に強化すればいいのだ。ベリア村で買えるレブラス防具などの装備を+14くらいまで強化したあとに失敗をくり返せば、成功確率は上がっていく。

 レアな装備ほど強化成功率が低いので、より多くスタックを溜めるには、緑アイコンのグルニル防具などで失敗を重ねるのが効率的。また、わざと失敗する用の装備が+14から+15になってしまった場合、装備の強化段階を下げてくれるNPC(ベリア村なら南の教会にいるオタビオ・フィレ)を頼ろう。

 スタックは一定以上の段階に強化するときに活用したい。考えかたにもよるが、目安は真II以降だろうか。それまではあまり意識せずにどんどん強化を進めてしまって構わない。

成功率アップのスタックはキャラごと。アイテムは倉庫経由で同一アカウント内の別キャラに渡せるので、サブキャラに溜めておくのも手だ。
闇の精霊のメニューから、装備を消滅させる代わりにスタックを大きく増やす“闇捕食”が使用できたりと、スタック周りのシステムは数が多い。とはいえ、これらを活用するのはキャラが十分に育ってからになるだろう。

 通常の強化以外に、装備をパワーアップさせる手段はまだまだある。

  • 真III以上の武器と防具の強化が確実に成功する“カプラス突破”(“カプラスの石”を大量に使用)
  • 装備のソケットにを装着して能力を付与する“魔力水晶”
  • 上級アイテムをより高性能化する“アイテム改良”

 これらに必要になるアイテムのうち、レベリング中や採集時などに手に入る“カプラスの石”と、その材料になる“古代精霊の粉”は需要が高い。将来使うときのために温存するもよし、金策に活用するもよしだ。

装備や強化のポイント

 弱い装備にわざわざ強化するのは素材がもったいないと感じる人もいるだろう。そこで、強化のポイントを以下にまとめてみた。

ブラックストーン系アイテムはとりあえず集めておく

 クエスト報酬や狩りで、強化素材は知らず知らずのうちに溜まっていくもの。後々、確実に必要にあるので、倉庫に預けるなどして集めておこう。

装備強化は「きつい」と感じてから

 序盤は装備にこだわる必要はなく、クエストなどで手に入ったものを装備するだけでストレスなく進めていける。狩りのスピードが落ちてきたり受けるダメージが増えたと感じたら強化するくらいで十分だ。素材のムダ遣いは避けよう。

十分な準備ができたらボス装備の入手と強化に着手

 『黒い砂漠』にはボスの名を冠した装備が存在し、それは一般的なRPGで言うところの“伝説の装備”のようなもの。何とも物欲を刺激されるが、クエスト進行や通常モンスターのドロップで入手できる装備でも十分に戦えるので焦りは禁物だ。

 ボス装備はその名の通り、ボスが装備そのものや素材をドロップするほか、取引所でも購入可能。強化にかかるムダを配して一気にボス装備を! という考えもあるが、逆に効率が悪かったりもする。後述の金策をくり返して、資金に余裕が出てから着手しても遅くはない。

ボス装備は制作素材も含めて高価なので、挑戦できるレベル帯になったら狙う価値はある。暗黙のルールやマナーはとくにないが、赤い名前のPKプレイヤーがいるときは、動向に注意したほうがいいかも。

金策のコツ。何よりも先立つものが必要

 『黒い砂漠』では、取引所で多くのアイテムを購入可能。装備も素材も、先立つものがあれば潤沢に用意できる。コンテンツの多くは自然と金策につながるようにできており、経済サイクルが生まれている。リアルと同じだ。

 装備強化にのめり込むと痛感するのだが、お金(シルバー)不足は日常茶飯事。逆に言えば、お金があれば各種のコンテンツをストレスなく楽しめる。世知辛いようだが、“異世界で生活”する以上、当然のことだ。

【金策の基本】

  • その時々で相場が高いアイテムが入手できる狩り場でレベリングをする
  • 入手したアイテムを取引所に流す
  • 取引所の相場を確認。高額(10000シルバーほどが目安)な素材を見つけて、ひたすら採集する
  • 収入が大きい、貿易などのコンテンツに本腰を入れる
相場はこまめに要確認。これも『黒い砂漠』の世界での生活習慣のひとつ。

 こういった定番の手法で収入を増やすのもいいが、手軽に始められる金策を紹介。少し気にかけるだけでも金策効率はアップするのだ。

ログインボーナス

 通常のログインボーナスだけでなく、毎日3回までサイコロを振れるスゴロク“闇の精霊の冒険”で入手できる報酬も豪華。毎日ログインするだけでも立派な金策や装備強化の備えになる。

ゲーム内イベント

 装備強化の項目でも触れた“ヴォルクスの助言”など、各種イベントでレアなアイテムがもらえることも。イベントの情報はつねに公式サイトで確認しておこう。

採集→取引所への出品にはサブキャラも活用

 採集した素材を取引所に出品するのは金策の基本。『黒い砂漠』では採集などを行うたびに“行動力”を消費するので、採集できる数には限りがある。倉庫経由で資産をアカウント内の別キャラとも共有できる仕様を活かせば、サブキャラの行動力もムダにならない。

各地のデイリークエスト

 デイリークエストも見逃せない。たとえば、カルフェオンの都市内でこなす20個のデイリークエストはお使いのみで完遂。“スギ板”、“サツマイモ粉”、“料理用ミネラルウォーター”を生産や取引所で1個ずつに用意しておけばオーケーだ。慣れれば15分程度で換金用の銀塊や経験値、貢献度がもらえる。

 デイリークエストも多種多様。ハイデルの“ララの偉大な発見とパン”でもらえる“焦げた破片”のように、相場次第ではひとつ350万シルバーで売れるアイテムが毎日手に入ることもある。気軽なデイリークエストと言えどもバカにはできないのだ。

カルフェオンデイリーのうち、“強い薬草”と“月の真珠”のふたつは目的のアイテムが採集できる時間帯が限られている。時間が合わない場合はスルーしていいだろう。

プレイしているだけで金策になる“ギルド参加”と“家名声報酬”

 ギルドに所属すれば、ログイン人数に応じた給料がもらえる(最大500万シルバー)。金策としてのみならず、コミュニティーの場としても、また本作をプレイするうえでの疑問に答えてもらえる場としても、ギルドに所属することをオススメしたい。 

 また、ふつうにプレイし続けていけば、戦闘や生活などのコンテンツをこなすことで“家名声報酬”でもらえる報酬額が上がっていき、最終的には毎日200万シルバーをもらえるようになる。毎日こつこつ進めていく、その行為そのものが金策になっているわけだ。

戦闘しかやらない戦闘民族なプレイヤーでも、ギルドの給料や家名声報酬などでこつこつ金策を続けられる。
『黒い砂漠』公式サイト

生活コンテンツで『黒い砂漠』の世界に根差す

 モンスターと戦う以外の生きかたも体験するなら、生活系のコンテンツにもふれてみよう。経験値を獲得できるので戦闘なしでもキャラを育成でき、作ったものを取引所で売れば金策にも活用可能だ。

【生活コンテンツの関連クエストや開始条件など】
採集:ベリア村村長“イゴール・バルダリ”の依頼
家庭菜園(栽培):採集レベル7、北部警備キャンプ“ジャムカス・ウィルムスベイン”の依頼
加工:ベリア村村長“イゴール・バルダリ”の依頼
料理:ヘリア村“シェリー”の依頼
錬金:グリッシー村“セイレーン”の依頼
釣り:ベリア村“アベリン”の依頼
貿易:ベリア村“バハール”の依頼
調教:ハイデル“バナシル”の依頼
狩猟:採集レベル5、ベリア村“ロレンツォ・マレー”の依頼

 これらの生活コンテンツはそれぞれにレベルが設けられている。くり返すほどに熟練していき、受けられるクエストが増加。生活コンテンツでは、冒険本編とは別の日常を体験できるのだ。

コンテンツのごとのレベルを上げれば成果物の量や質がアップ。金策にも活用しやすくなる。
ガイドで自分がやりたいことを選べば、チュートリアルが発生する場所などを提示してくれる。"O"キーの依頼一覧で、表示設定を"全て"にすれば表示される。

 なお、各コンテンツでリソースとして使う“貢献度”は、デイリークエストなどで入手できる。貢献度は拠点を借りたり労働者を働かせたりする(後述)ときにも必要。活動範囲のデイリークエストは金策も兼ねて日々やっておきたい。

全地域のデイリークエストをこなすのはたいへんなので、手が届く範囲や効率的な地域に絞ろう。"O"キーで呼び出せる依頼ウィンドウにある“繰り返し依頼”の項目を要確認。
生活コンテンツの基礎として、生産を行なう拠点(街など)で“家”を購入しよう。ワールドマップで各街中央の四角いアイコンをクリックし、お金と貢献度を消費して購入可能だ(家を手放すと貢献度は戻ってくる)。

採集

【特徴】
特別なものを用意することなく、素手でも始められる。

【メリット(得られる成果物)】
ほかの生活コンテンツで使用する一次素材を入手できる。

 雑草や、粗石、鉱石、丸太など、さまざまな生活コンテンツで使用する素材は、フィールドの採集ポイントで集められる。“採集”こそが生活の基本だ。簡単に手に入る素材にも十分な需要があるため、序盤から集めておくと後々に役立つ。取引所に出品するだけでもそれなりの金策に。

 採集場所ごとに必要な採集ツール装備が異なり、基本的なものは材料商人から購入できる。高性能な採集ツールは“加工”(後述)で生産可能だ。茂みや木の実は素手でも採集可能で、雑草だって取引所に流せばちゃんとお金になる。

 より高価な素材を集めるには、高品質な採集ツールと採集レベルが重要。入手した素材を加工して売りに出せば大きな利益を得られるなど、奥が深いコンテンツだ。

採集ポイントに対応した採集ツール装備を身に付けてRキーを押す。空きビンに水を汲む場合など、手持ちの容器がいっぱいになるまで自動的に採集してくれる。

【採集の概要】
伐採:使用ツール・伐採斧 入手素材・原木、丸太など
採集:使用ツール・素手あるいは鍬 入手素材・薬草、作物、果物、花など
採掘:使用ツール・ツルハシ 入手素材・鉱物など
砂堀:使用ツール・シャベル 入手素材・泥水の袋、丸太など
水汲み:使用ツール・空のビン 入手素材・各種水で満たしたビンなど
屠殺:使用ツール・屠殺用ナイフ 入手素材・肉、血など
なめし:使用ツール・なめし用ナイフ 入手素材・革など
樹液採取:使用ツール・樹液採取道具 入手素材・樹液など

家庭菜園(栽培)

【魅力】
放牧で牛を育てたり、カカシで作物を守ったりなど、農業ライフが楽しめる。

【メリット】
種と作物の収穫サイクルができると、ほぼ元手なしで安定した金策になる。たとえば“特級ニンジン”を育ててそのまま売るのもいいが、後述の“料理”で“特級ニンジンジュース”を制作してNPCに売るだけでも簡単に黒字に。

 フィールド上にフェンスを置いて自分だけの畑を作ることができる。種を植えて時間をかけて育て、作物を収穫。その作物は、また別の生活コンテンツの素材となる。種は種子商人NPCや植物からの採集で入手可能だ。

 フェンスは各地域の農場管理NPC(農場と名前が付く場所に確実にいる)から貢献度を使ってレンタルでき、大きさによって必要な貢献度量が異なる。

作物が育つのはログイン中のみで、途中の水やりを忘れると収穫量が減少。種植えの前に肥料を与えて収穫までの時間を短縮したり、収穫時に“品種改良”でより上位の作物の種を回収したりすることもできる。

代わりに働いてくれる“労働者”を活用しよう

 家庭菜園の効率化を図るには、労働者を派遣するのがいちばん。本作において、労働者はなくてはならない存在だ。

【労働者ができること】
家庭菜園の管理
各種の製作(武器、防具、アクセサリー、衣装、道具、家具、船舶、大砲弾、爆弾、バリケードなど)
金属、木材、作物、乾燥魚の貿易箱への加工

 つまり、料理や錬金を除く“何かアイテムを作る行為”の大半は労働者の仕事となる。大まかな手順は以下の2点。

まずは準備。各拠点に貢献度を投資して“宿泊施設”として家を借りる。ここが労働者が寝泊まりする場所となる。
各拠点の“作業監督”NPCに話しかけ、雇いたい労働者を選ぶ。

 労働者のレアリティと賃金は白→緑→青→黄色→オレンジの順に高くなる。レアリティが高いほど働きがいいのでお金と要相談だ。バランスを考慮すると青くらいがオススメ。

 あとは派遣先の採集ポイントや施設などで作業を任せるだけ。ログイン中は連続で作業し(ログアウトすると1回だけ)、しばらくすると行動力が足りなくなるので、取引所や料理で入手できる“ビール”を飲ませて回復させ、延々と働いてもらおう。

労働に必要なのは何か。答えはビールだ。
拠点接続をしている場所には労働者を派遣できる。この特性を活かして、派遣先で採集や加工、製作を指示しよう。
“工房”として購入した家に労働者を派遣してアイテムを製作させることもできる。

加工

【特徴】
種類は細分化されているが、加工のレベルは1種類のみ。また、採集と違って必要な道具が分かれていたりもしない。採集が生活の第1段階とすれば、加工は第2段階と言える。加工に必要な素材はF2キーで確認可能だ。

【メリット(得られる成果物)】
手に入れた素材や不要になったアクセサリーなどを別のアイテムにできる。取引所をチェックして、需要のあるものを販売する金策に利用可能。

【加工の種類】
・加工にはふたつの素材を混ぜる“混合”
・すり鉢で砕いて粉や純金属を作る“粉砕”
・木を材料に変える“薪割”
・晴れた日に材料の水分を飛ばす“乾燥”
・風が吹く日に材料の重みと価値がある部分だけを残す“選別”
・火で素材の形態を変える“加熱”
・装備の耐久度を回復する“修理”(住居内の錬金道具の前でのみ可能)
・錬金の簡単な作業がどこでもできる“簡易錬金”
・簡単な料理がどこでも作れる“簡易料理”
・皇室料理を料理箱にまとめる“皇室料理包装”
・納品用の皇室錬金成果物をまとめる“皇室錬金包装”
・ギルド専用アイテムを作成する“ギルド工作”
・各種道具や対人・対城兵器を作れる“工作”

労働者を活用する“加工”はプレイヤーキャラ自身の“行動力”を消費しないコンテンツなので、時間があるときに好きなタイミングで行えるのも加工の利点。

料理&錬金

【特徴】
採集などで得た素材をもとに、別の素材や消費アイテムを作る。

【メリット(得られる成果物)】
料理や薬にはバフ効果があるため、戦闘前に使うなどすれば冒険をスムーズに行える。

 各拠点で“家”を住居目的で購入し、家の中に料理道具を設置すれば“料理”が、錬金道具を設置すれば“錬金”が可能になる。基本的な道具はNPC商人から購入できるほか、チュートリアルをクリアすると入手可能だ。より上位のものは、“道具工房”として購入した家で制作しよう。

家は複数購入できるので、料理や錬金を行う家の近くに倉庫を用意し、そこに材料をしまっておくと便利。

 料理で金策をするなら、“皇室納品”を活用しよう。ベリア、ハイデル、カルフェオン、アルティノ、バレンシア、ラット港など、各地の皇室制作納品NPCがを通して“皇室納品”を行うと大きな利益を得られる。納品用アイテムは料理や錬金で制作可能だ。

料理は“皇室納品”の対象。ベリア、ハイデル、カルフェオン、アルティノ、バレンシア、ラット港など、各地の皇室制作納品NPCが求める料理を納めれば、いい金策になる。納品数は数はチャンネルごとに制限がある点には要注意。

釣り

【特徴】
釣り竿一本で始められ、放置モードを活用すれば多くのアイテムを入手可能。魚どころか家具や宝箱の鍵が釣れることも。

【メリット】
釣った魚を料理の材料にできるほか、皇室納品にも釣り専用の項目があるなど、金策面でも優秀。

 不要な魚はリリースする設定まで可能な自動釣りモードもあり、放置コンテンツとしても大人気なのが釣りだ。素材集めや金策にはもちろん、魚は“貿易品”として扱われるため、後述の“貿易”でお金を稼ぐ入門品としても適している。

 ただし、魚には24時間の“消費期限”があり、時間経過ごとに価値や利用できる幅が減少してしまう。乾燥させることで保存が効く(消費期限そのものがなくなる)ようにしたり、家で労働者を雇って加工貿易品を作ったりと、保存法や活用も幅広い。

竿にかかった魚との戦いは、方向入力とボタン入力で展開するミニゲーム形式。
魚を釣りすぎると自動釣りのペースが落ちてしまうが、長時間放置する気構えがあるなら問題なし。釣りのチュートリアルの開始地点でもあるベリア村の海岸で放置釣りをする人は多い。

貿易

【特徴】
“貿易品”に分類されるアイテムを遠方に運び、貿易NPCに売却するシステム。距離や需要と供給のバランスによって売却額が変化する。

【メリット】
お金を稼げる。

 貿易品を安く仕入れ、遠く離れた場所で売る。その土地にはないものだから高く売れる。ある意味、もっとも基本的な金策方法が“貿易”だ。

 貿易を始める前に、貿易ルートを整備する必要がある。“貢献度”を用いて各地を“拠点”として活性化し、そこからさらに貢献度を使って別の拠点へと“接続”。産地と販売先のルートがつながっている場合に限り、その貿易品の価値を認めてもらえるのだ。

 相場を追いかけるよりは、自分の生産拠点で用意しやすい貿易品を大量に輸送したほうが、安定した高収入を狙える。なお、拠点を閉じれば貢献度を回収できるので、冒険の進行に合わせて拠点と貿易ルートを設定し直していくといい。

まずは貿易のルートにしたい拠点を活性化。各拠点の“拠点管理人”に話しかけよう。
基本的には、産地から離れるほど高く買い取ってもらえる。魚は消費期限があり、無加工(生)の状態だと価値が高い。多くの貿易品をスピーディーに運ぶには、ロバや馬、馬車が必須だ。
貿易品の中には労働者を雇って制作できるものもある。労働者が所属している場所が原産地となるため、販売額の距離ボーナスを稼ぎやすい。
貿易品を運んでいる間に盗賊(赤いフードのアイコンの場所では必ず出現する)に倒されたり、PKされると、貿易品は失われてしまう。

調教

【特徴】
マップが広い『黒い砂漠』にとって、乗ると高速移動が可能な馬は欠かせない存在。交配によって世代を重ね、より優秀な馬を生産できる。

【メリット】
名馬を手に入れれば移動や運搬が楽になる。馬のレベルとプレイヤーの調教レベルは、自動走行で走るだけでも上がるので、一度に4頭の馬を走らせることができる“商団馬車”などを使えばさらに効率よくレベルアップできる。

 馬はそれぞれスキルを持ち、交配でより優秀なスキルを持つ仔馬が生まれることもある。第五~第八世代の馬を馬車の自動走行を放置して育成し、高く売れるいいスキルを持つ馬は取引所で、それ以外は皇室に納品するという、馬での金策も可能だ。気分はまさにブリーダー。

本作では乗りものとなる馬も、ともに成長していく大事な相棒となり得る。なお、攻撃を受けて死亡した(破壊された)搭乗物は厩舎で復活可能だが、寿命もある。

狩猟

【特徴】
火縄銃で獲物を仕留める、本来の意味での“狩り”。生活コンテンツというより“特殊な戦闘”に近い。

【メリット】
オオクジラと落人カルクという狩猟用のレイドボスも存在。取引所では高値で売却可能なレアアイテムを入手できる。また、“黒い結晶”系統のアイテムが、入手しやすいという側面もある。

 火縄銃を作るかNPCからレンタルして野生動物を仕留め、屠殺用ナイフでアイテムをはぎ取るコンテンツ。やや特殊なコンテンツだけに、まずはNPCからの依頼で練習しよう。ナマズマンキャンプの近くにある“カイア湖”を泳ぐ“淡水ワニ”は岸から狙撃しやすく、練習と採集の実益も兼ねている。

 オオクジラと落人カルクという狩猟用のレイドボスも存在。また、バレノスの狩猟デイリークエストで狩人の証を15個集めると、生活熟練度装備の強化に必要な黒い結晶を入手できる。

バレノスの森(デルーチ農場)の“ダフネ・デルーチ”や、ハイデルとリンチ牧場廃墟の中間地点“名前のない牛牧場”の住民などからクエストを受け、練習用火縄銃を借りて狩猟の練習をしてみよう。
『黒い砂漠』公式サイト

サブキャラを活用して効率アップ

 本作では各プレイヤーアカウントごとに、無料で3人、課金すると8人までキャラを作成可能だ。サブキャラを活用すると、プレイの効率がグッとアップする。

 知識と行動力の最大値、貢献度は全キャラ共有となっているほか、拠点の状況や倉庫の中身、搭乗物を共有できる。強力な装備をサブキャラに渡せば格上の狩り場でも無双でき、メインクエストをこなさなくても楽々とレベルアップできる。

さまざまなキャラで遊んでみて、メインで使いたいキャラを選び抜くのもアリ。

 サブキャラを活用すれば、以下のようなメリットが得られる。

  • 時間がかかる拠点移動も、各地にサブキャラを配置しておけばキャラチェンジだけで済む。各拠点の生産や貿易の管理が格段に楽に。
  • 倉庫でアイテムやお金を共有できるので、各地のデイリークエストをサブキャラでこなし、報酬をメインキャラに集中させる。
  • 使用していないキャラは別の拠点に自動移動できる(1時間かかる)。移動中の時間をつかって、別キャラでのレベリングや金策を行う。
  • 使用していないキャラでも、行動力は1時間に1ポイント回復する。この1ポイントの差が大きい!

 サブキャラクターは増えるほどに、金策をはじめとしたさまざまなコンテンツの助けとなる。本作をよりスムーズに楽しめるのだ。

広大な世界で「やりたいこと」を見つけよう!

 この記事はこれから始めたい人や久しぶりに復帰した人を想定している。あるいは、すでに『黒い砂漠』を楽しんでいる人が、友だちを誘うときに活用するのもいいと思う。

 記事の方向性的に“やっておいたほうがいいこと”が中心なので、本作の楽しみかた全体からすれば半分にも満たないだろう。自分にあった楽しみかたを探すために、ギルドや掲示板といったコミュニティーを頼るという手もある。

 有志によるゲーム内イベントは数多い。アバターで着飾っての撮影会や、エモートを習得するためのツアー企画、フィールドを活かしたかくれんぼなど、自分たちで楽しみを生み出そうとするムーヴメントが起きているのだ。

衣装製作所で作れるアバターや課金アバター(取引所でも入手可能)でオシャレをすれば、スクリーンショットによく映える。撮影時にはCtrl+Uでインターフェースを消せるほか、ぼかしの調整やカメラの角度変更、色彩の調整などもショートカット操作で可能だ。

 ゆっくり自分のペースで“生活”できるのが『黒い砂漠』の魅力ではあるが、もちろんエンドコンテンツもある。これらを目標として、日々のキャラ育成やアイテム収集に励むのもいいだろう。

戦闘の極致! ワールドボス討伐

 各地にいるワールドボスに挑み、戦闘中に活躍してランクの高い報酬を目指す。中には大型船舶を造り上げ、大砲などで追い込みつつ戦う超巨大な海棲ボスなどもいるので、ふだんの狩りで満足できない人にはぜひ挑戦してほしい。

あらゆる要素を遊び尽くす! “デヴェの万能辞典”

 いわゆるトロフィー要素として、“デヴェの万能辞典”というコンテンツがある。開始の条件がレベル56以上、覚醒依頼すべて完了、家門名声601以上とハードルが高く、その内容はほぼすべての生活などのコンテンツに渡る。

 その過程でもらえる報酬も相応で、ここだけで入手できるアバターアイテムやペットなど、豪華極まりない。

ほかのプレイヤーと熱い協力! 集団協力コンテンツ

 3人で協力してモンスターから“遺物”を守り抜くディフェンスゲーム“血の祭壇”。その規模をさらに拡大し、10人パーティーで各種専用兵器を活用しつつ25階層を防衛する“野蛮の亀裂”。こういった協力コンテンツでは、ふだんとは異なる連携が試される。

 ギルド同士による占領戦/拠点戦にも通じるものがあり、プレイヤー同士がコミュニケーションを取り、戦略や分担などを練り合っていく過程には、ほかのコンテンツでは味わえないおもしろさがある。

どこまでも果てなく続く! 海洋コンテンツ

 装備や家具、消耗アイテムなどを制作できる本作において、もっともロマンが詰まった制作物と言えば、大型の船舶だろう。造船所で船体や船首、装甲、砲台などを組み上げ、大海にこぎ出す。それだけで胸躍るのは間違いない。

巨大な船を造り上げ、操舵し、大砲をぶっ放す。さらに海洋での貿易やボス戦なども用意されている。これひとつで、別のMMORPGが作れたのでは……?

 このように、『黒い砂漠』には豊富な遊びかたが用意されている。ひとつひとつが独自のゲームとして成り立つレベルの奥の深さがあるため、かなり本作をやり込んでいたとしても、特定のコンテンツに特化して楽しむ人が多い。

 何もエンドコンテンツの周回に追われる必要はない。ログインして、ちょっとした日課をこなして1日を終える。これこそがMMORPGだ

 さぁ、異世界での生活を始めよう。

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April 27, 2020 at 10:00AM
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