Google Playストアはときどき、それとは知らずにマルウェアを配信していることがあります。実際、2週間に一度は問題のあるアプリが見つかっているようです。
とはいえ、データを守る基本的な対策をして、信頼できるマルウェア対策サービスを使い、危険なアプリが見つかったらすぐに削除できるような体制を整えておけば、心配しすぎることはありません。
しかし、ここに1つ問題があります。有害アプリの開発者やハッカーが標的にするのは、自分のデバイスを自分で守れるユーザーではありません。悪者が狙っているのは、リスクを理解していない(または頑なに無視している)あなたの友人や家族なのです。
周りに、悪意あるアプリから保護してあげなければならない人たちがいる、あるいは、自分のデバイスの安全性をさらに高めたいという人は、GoogleがAndroid向けに提供している、最新のマルウェア防止機能が搭載された「高度な保護機能プログラム(Advanced Protection Program)」をチェックしてください。
Googleのマルウェア対策
高度な保護機能プログラムは、デバイスやアカウントのセキュリティを高める機能を提供します。そこには、ログイン認証の要件を強化してアカウントへの侵入を防ぐ機能や、フィッシング防止機能、特定のアプリやデータへのアクセスを制限する機能などが含まれています。
マルウェア対策については以下の機能があります。
- 高度な保護機能プログラムに登録されているデバイスに、Playストア以外のアプリをインストールできないようにする。つまり、サイドローディングができなくなる。
- Google Playプロテクトを強制的に有効にする。Google Playプロテクトは、ユーザーが Google Play ストアからアプリをダウンロードする前に、そのアプリに対して安全性チェックを行う。
- デバイス上のすべてのアプリ・アクティビティをスキャンして、悪意のあるアクティビティを検出する。
ただし、いくつかの例外があります。最も注意すべき点は、一部のサードパーティアプリやアプリストア(スマートフォンに初めからインストールされているものや、Samsungなど信頼できるソースから提供されているものなど)は、この機能の制限を受けない場合があるということです。
また、デバイスにすでにサイドローディングされているアプリは、高度な保護機能システムスキャンを実行しないかぎり有効なままであること。
ユーザーがパソコンのADBツールを使ってPlayストア以外のアプリをサイドローディングしたり、アップグレードすることが可能である点にも注意が必要です。その他の形式のサイドローディングはすべてブロックされます。
高度な保護機能プログラムに登録する方法
Googleの高度な保護機能プログラムは、ジャーナリストや政治家、著名人など、標的型攻撃を受けるリスクの高いユーザーを主な対象としていますが、データセキュリティの基本を理解していない、あるいは、害がありそうなアプリを判断できない人たちを含め、誰でも利用することができます。
こちらのリンクから、自分のAndroidデバイスをGoogleの高度な保護機能プログラムに登録したり、家族や友人のデバイスを登録するのを手伝うことができます。
サインアップを完了するには、少なくとも2つのセキュリティキーが必要です(スマートフォン自体がセキュリティキーになるので、あと1つを用意すればOK)。
Googleのウェブサイトに、登録手順を解説する動画がいくつかアップされています。大切な人が有害なアプリをダウンロードしてしまうのを防ぎたいなら、あなたがアカウントを作成して、その人のデバイスを登録してあげましょう。
そうすることで、本人が誤って保護機能を解除したり、デバイスをロックしてログインできなくなったり、重要な設定を変更してしまうのを避けることができます。
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Image: Google
Brendan Hesse - Lifehacker US[原文]
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