世間を賑わせる、SNSの不適切投稿。これを読んでいる就活生のあなた、もしやドキッとしていませんか? モラルやマナー、法律違反に限らず、過去のちょっとした投稿が思わぬ事態を引き起こすかもしれません。今のうちにSNSの利用について学んでおきましょう。
この記事のポイント
- ①なにげないSNS投稿が落とし穴に!? 就活中のSNS使用でとくに注意すること3点
- ②自宅や最寄駅、企業名を特定できるような投稿はあなたに危険を及ぼすかも? 万が一の「炎上」に備えて
- ③SNSは、あなたの人柄を反映する。就活中でもそうでなくても、モラルあるSNS投稿を
就活中のSNS、ここに注意!
昨今SNSは日々の自身の行動やつぶやきを投稿する以外に、友達とのメッセージのやりとりなど、欠かせないコミュニケーションツールとなりました。手軽に使えるのが特徴ですが、あまりに手軽なため、何も考えずにいろいろなことを投稿していませんか?
飲食店スタッフの就業中の悪ふざけや、個人のプライバシーに関することをSNS上にアップしそれが問題になったり……なんてこともあり得ますよね。
普段の使い方の心がけはもちろんですが、就活真っ最中であるあなたは、これまで以上に投稿する内容に注意が必要です。
企業への不満や愚痴
とくに気を付けたいのが、就活の愚痴や状況をアップすることです。
面接が上手くいかなかった、会社説明会の内容がイマイチ響かなかったなど、つい一言SNSに投稿したくなりますが、そこは少し冷静になりましょう。
「○○(会社名)の△△(面接官の名前)ムカつく」
「社員の対応ダメすぎ。あそこはすぐに倒産するよ」
といった、不満、愚痴はNGです。
公式発表されていない企業情報
さらには、会社説明会や面接で担当者から耳にした、その会社の今後の展望などについてもSNSに投稿するのは避けたほうがよさそうです。
企業もそのあたりは考えており、本当の企業秘密を話すことはありませんが、あくまで未来の展望であったり、報道発表前のことだったりしますので、「すごい情報を手に入れた!」と、「今日面接で行った某企業は海外進出を狙っているらしい」などSNSで拡散するなどは止めましょう。
訪問先の周辺位置情報
また、ついやってしまうのが、訪れた先をスマホで撮影し、その画像をアップすること。企業の入っているビルや看板を撮影しそのままアップすることはさすがにないかもしれませんが、応募企業の最寄りの駅名や、面接会場の近くで入ったカフェの風景から推測することは可能ですし、わかる人にはわかります。
就活中は過度の画像アップを控える、位置情報をオフにするなど、自分なりに対策を考えておきましょう。
過去、SNSにどんな投稿をした? 就活中にチェックされるかも
就活に関わること以外にも、特定の芸能人やスポーツ選手などをSNS上で口悪く攻撃すること、政治経済、事件や事故への批評、思想や宗教、人種に関する極端な発言なども決して褒められたことではありません。
発言の影響を考えた場合、必要以上の投稿は控えたほうが賢明です。もちろん、あなたの投稿に他者からコメントが付き、それに対しバトルを繰り広げるなどはもってのほか。
最近では企業の人事担当者が、内定を出す前に該当する学生のSNSを一通りチェックし、過去の投稿内容を調べることもあります。もしそこで、あなたが面接時には全く見せなかった別の顔をSNSで見せていたとしたら、人事担当者があなたに抱くイメージはどうなるでしょう……。
これまで自分がSNSにどのような内容を投稿してきたのか、一度振り返ってみましょう。
就活中の、何気ないSNS投稿に潜むキケン!
普段の何気ない投稿にも様々なキケンが潜んでいます。たとえば、SNSに自宅付近や最寄り駅で撮影した風景を投稿してはいませんか?
そこで考えてほしいのが、もしあなたが何かのきっかけで世間を騒がせるような、いわゆる「炎上」させてしまう事態を引き起こしたとしたら……。ネット上で攻撃されるだけでなく、あなたの自宅まで特定されてしまう可能性があるのです。
そしてこれは、社会人になってからも同じこと。企業名が特定できるような投稿は控えた方が良いでしょう。さらに気を付けたいのは、仕事で起きたことや、知りえた情報をつい載せてしまうこと。
「〇年に及ぶプロジェクト終了!」
「某大手との大型契約が結べそう!」
「過去最高益ほぼ確定!」
「このままじゃボーナス出ないかも」
など、個人的なつぶやき風でも、実は会社の業績や内情を漏らしている場合があります。これがもし会社に影響を与えた場合あなたは責任を取れますか?
就活生の正しいSNSの使い方とは
いきなり結論的な話しをしてしまうと、使い方に正解、不正解はないのだと思います。誹謗中傷や個人が特定されるような情報の掲載、真偽が定かではない情報の掲載などは控えるべきですが、それらは結局のところ、個人の常識、判断に委ねるしかないのです。
一方で投稿や発信を「堅苦しく」捉え真面目な投稿ばかりになってしまうと、SNSの気軽・自由に発信できるという特徴を失い、窮屈になってしまいます。そもそもそんなSNSを使いたいと思う人は多くないでしょう。
投稿内容を生真面目でガチガチにする必要はありませんが、SNSは多くの人が目にすることができ、あなたの人柄を映し出すツールですので、最低限のマナーやモラル、ルールは存在するのだ、ということを知っておきましょう。
たとえば、仮にお酒の席だとしても、周りの人の気分を害するような話、その場から離れたいような気持ちにさせるようであれば、それは披露する場所がリアルかネットかの違いにすぎず、その場ではノリで多少の笑いは起きるかもしれませんが、あとであなたの評価を下げることにつながることもあるのです。
つまり、投稿やそれによる影響は自身の意識次第でコントロールすることが可能です。
・投稿内容をアップ前に冷静になって考えてみる
・閲覧範囲を制限する(多くのSNSは公開範囲を制限可能)
・不適切な言動をしない
など、あなたなりのルール、良識ある判断が大切になります。
【まとめ】SNSの使い方に注意するのは、就活中だけではない
SNSが身近なものになり、すっかり慣れてしまっていますが、そもそも悪ふざけをすることも、その様子を撮影することも論外なのです。そして、その様子をわざわざ公にするなどは常識に欠ける行為であり、自分の身に起きた不平不満もわざわざ見ず知らずの人にさらすこともないのです。
そう考えると、SNSの使い方以前に私たちの普段のあり方、発信の仕方を考え直してみる必要がありそうです。自分の言動を好きに発信できるようになった代わりに、その影響や責任も考えなくてはいけない時代になったのかもしれません。
SNSはもはや、私たちの生活から切り離せないものですが、政治家、行政の首長、芸能人をはじめとする著名人など、多くの人がその使い方を誤り、騒動を引き起こしています。それらの炎上騒ぎを、対岸の火事としてみるか、他山の石と捉えるかはあなた次第。「若気の至り」が一生を棒に振る事態となりませんように。
この記事を書いたライター
社会人デビュー後、畑違いの仕事ばかりをして現職に落ち着く。中学生の息子と二人三脚で頑張るシングルマザー。趣味は、仕事以外に趣味がない自分を変えたくて始めたゴルフ。今は一つの趣味にすぎないが将来は「特技」になる予定。スピードより心に響く仕事を心がけています。
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March 21, 2020 at 06:03AM
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