こんにちは、エル氏です。ひょんなことから米国に渡り、シリコンバレーの某大手IT企業で20年近くにわたりデバッグしてきた、ごくごく普通のソフトウェアエンジニアです。
米国で働くために最も重要なものは何でしょう? 技術力? 英語力? いえ、そのどちらでもありません。1番必要なもの、それは「ビザ」です。いくら最先端の技術を持ち、英語がペラペラだったとしても、就労ビザがなければ米国で合法的に働いて給料をもらうことはできません。
今回は「就労ビザ」の概要を説明します。
米国ビザについて定める「移民法」は、極めて複雑な法律であり、頻繁に更新されます。本記事では日本国籍を持つ一般的な日本人を前提として書いていますが、厳密さに欠けることもあります。実際に各個人にどのように当てはまるかどうかはさまざまな状況によります。また、移民法は将来にわたって改正されることが予想されますので、個別の問題に関しては米国ビザ専門の弁護士に相談することをお勧めします。
観光目的の入国なら、日本人は簡単
日本は、米国の短期観光ビザ免除に指定された39カ国の1つです。日本国のパスポートを保持していれば、ハワイでもNYでも好きなときに米国に旅行に行けます。入国審査で「ウェルカ〜ム to USA〜」とか言われて、入国許可のスタンプを押してもらえることでしょう。
観光だけでなく、セミナーやイベント、展示会といった短期の訪問も可能です。ただし、就労し給与を得ることは一切できません。たとえ1日のアルバイトでも給与をもらうことは「不法就労」となり、国外退去などの厳しい処分を受けます。
米国ビザは、米国に入国し滞在する目的によってたくさんの種類があります。通常は、米国行きの飛行機に搭乗する前に、東京は赤坂にある米国大使館や各地の米国領事館の窓口でビザの申請を行い、事前に審査を受けて、ビザを取得しなければなりません。
ただし、上に書いたように短期の観光で訪れるときには「ESTA」(Electronic System for Travel Authorization:電子渡航認証システム)と呼ばれるオンラインシステムの事前申請を行うと、事前にビザを取得しなくても、米国の空港に到着したのち、入国審査でパスポートにスタンプを押してもらい、入国できます。あのスタンプもビザの1種なのです。
しかし上記の方法で入国した場合は、就労して給料を得られません。就労するためには就労可能なビザを取得しなければなりません。
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