野村克也さんを追悼した佐藤浩市 |
俳優の佐藤浩市(59)が11日、映画「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(3月6日公開)のキャンペーンで名古屋入りした。折しも東北楽天イーグルズ監督も務めた野村克也さんの訃報が届いた日。野球ファンの佐藤は「知性が必要な捕手の役割を世間に知らしめた」とその功績を振り返った。
佐藤は東京出身ながら、「へそ曲がりなんでしょうね。子どものころから巨人じゃない」という横浜DeNAベイスターズファン。この日のインタビューで「キャッチャーのポジショニング、インテリジェンスがいかなるものか、わかりやすく、具体的に伝えた方。キャッチャーの存在感を知らしめた」と野村さんを惜しんだ。
さらに語録にも注目。「王貞治さん、長嶋茂雄さんとは違うと、ご自身を月見草にたとえた。詩人的、文学的な表現」。間接的に真意を伝えようとする言葉の選び方にも感じ入っていたという。
1977年まで在籍した南海ホークス時代から、野村さんのファンという映画原作者の門田隆将さんもツイッターで「南海のシンキングベースボールを支え、のちのID野球を築いた。(元スコアラーの)尾張久次、(南海元内野手の)蔭山和夫、(南海元選手・コーチの)ブレーザーらと共に造り上げた南海諜報(ちょうほう)野球は今も語り種(ぐさ)。合掌」と悼んだ。
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February 11, 2020 at 04:06PM
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佐藤浩市「詩人的、文学的な表現…知性が必要な捕手の役割を世間に広めた偉大な方」野村克也さんを追悼 - 中日スポーツ
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