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マイクロソフト、ゲーム「CoD」をサブスク制に移行へ Wall Street Journalからの記事と詳細 ( マイクロソフト、ゲーム「CoD」をサブスク制に移行へ - Wall Street Journal )
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科学&テクノロジー
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マイクロソフト、ゲーム「CoD」をサブスク制に移行へ Wall Street Journal(ハヤカワ新書・1166円)
タイトルは「AIが生んだ……」ではなく、中身も「100作」の紹介ではない。世界を揺り動かしているAI(人工知能)の進化に、SFの名作がどんな影響を与えてきたのかというテーマで行われた、第一線の研究者たちへのインタビュー集だ。
どの章も知的な刺激がいっぱいだが、巻末の年表も必見。映画化もされた『ソラリス』『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(…
Core i5-8350U(4コア/8スレッド)搭載の15.6型ノートPC「PC-VKM17XZG2」が、PCコンフル 秋葉原3号店とPCコンフル 秋葉原4号店でセール中。店頭価格は29,800円で、保証30日の中古品となっています。
主な仕様は、ディスプレイ解像度は1,920×1,080ドット、メモリが8GB(最大16GB)、ストレージが256GB SSD、OSがWindows 11 Pro。このほか、DVD-ROMドライブや無線LANなども備えています。
興味のある方はチェックしてみてください。
アップル(Apple)は、2024年後半に登場する新しいアクセシビリティ機能を発表した。iPadやiPhoneを視線で操作できる「アイトラッキング(Eye Tracking)」などが含まれる。 「Eye Tracking」 AIを活用した「Eye Tracking」では、iPadやiPhoneを視線だけで操作できる。前面カメラを用いた設定と調整は、数秒で完了する。 オンデバイスの機械学習により、機能の設定や制御に使われるすべてのデータはデバイ
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Epic Gamesストアにて、シングルと最大4人のオンライン協力マルチプレイ対応RPG『ドラゴンエイジ:インクイジション(Dragon Age: Inquisition)Game of the Year Edition』の無料配布が、日本時間5月24日午前0時までの期間限定で開始されました。
期間内に入手の手続きを行うことで以後も無制限にプレイが可能です。
シリーズ最新作の『ドラゴンエイジ: 戦慄のオオカミ(Dragon Age: Dreadwolf)』は2024年夏に全貌公開予定。Epic Gamesストアでも販売ページが既に用意されています。
大異変が、セダス大陸を混乱に陥れる。 ドラゴンが空を覆い、混沌の瀬戸際にある国に影を落とす。 魔道士はテンプル騎士団に対し全面戦争を仕掛け、 諸国は蜂起する。 「審問会」を率いて混沌の手先を狩り出し、秩序を回復できるかはあなた次第。
探索、指揮、戦闘。難しい選択があなたの経験を形作り、たった1つの決断が運命を変えることもある。
『ドラゴンエイジ:インクイジション』の舞台となるのは、広大で美しいながらも大空に発生した巨大でミステリアスな亀裂に悩まされる「セダス」という壮大なダーク・ファンタジーの世界です。プレイヤーは、「審問官(インクイジター)」となり、伝説の英雄たちを率いて、差し迫る惨禍を避けるために隠された真実を解き明かさなければなりません。
Game of the Year Editionには以下が含まれます:
ゲーム本編
「審問会の炎」の武器、防具、装甲付きマウント
「ドラゴンエイジ」マルチプレイのデラックス版宝箱
スカイホールドの王座、赤角のハラ、沼のユニコーン
「ハコンの顎」DLC パック
「地底世界」DLC パック
「招かれざる客」DLC パック
アヴァーの戦利品: 新たに追加された5つのマウント、2つの防具セット、スカイホールドで自分の基地をカスタマイズできる新オプション。
クナリ族の戦利品: 装甲付きマウント、アリショクのスタイルを含む新たな防具セット、スカイホールド用のアイテム。
5月17日午前0時(日本時間)から6月14日午前0時(日本時間)の期間で開催されるEpicメガセールも開始されました。
4週間に渡って開催されるこのセールでは、様々な取り扱い商品の大幅な割引きに加え、毎週実施の「素晴らしい無料ゲーム」の配布や、以下のサービスやゲームにおけるインゲームアイテムや特典などの無料配布が実施されます。
特典の入手方法は各ストアページをご確認ください。
Discord
Nitroの新規ユーザーと復帰ユーザーは、Discord Nitroを1か月間無料でご利用いただけます。 プロフィールのカスタマイズ、HD配信、どこでも使えるカスタム絵文字の利用など、他にも盛りだくさん!『Dauntless』
基本プレイ無料のアクションRPGが戦利品の山をお届けします! 最新のランタンのスキン「黄金のドレイクの目」とEpic限定「黄金のジャンプ軌跡」でスタイリッシュに「浮遊諸島」を闊歩しましょう! このバンドルにはまた、7日間分のスレイヤークラブメンバーシップ、100個のエーテルスパーク、25個のパトロールキー、14個のバウンティトークン、30個のトニックが含まれています。 これを手に入れれば、準備は万端です。『フォートナイト』
ラップ「グラインドスピード」とバックアクセサリー「コードシアクローク」を無料で手に入れましょう。 『フォートナイト』のアドオンのページで、2024年6月14日(日本時間)までに両方を獲得しましょう。『Fall Guys』
ビーンのコスチューム「王冠ソーダ」を無料で手に入れましょう。 『Fall Guys』のアドオンのページで、2024年6月14日(日本時間)までに獲得しましょう。『ディズニー スピードストーム』
『ディズニー スピードストーム』は、ディズニーやピクサーの世界をモチーフにした高速サーキットで繰り広げられる、基本無料プレイのヒーロー系コンバットレーシングゲームです。 「Monochromatic Pack-Racer Stitch」を無料で手に入れましょう!『Warframe』
Epic Games Storeから『Warframe』にログインして、PyraシャンダナとFire Color Pickerを無料で手に入れましょう!『RPG MAKER UNITE』
RPGのアイデアをお持ちですか? 試しに作ってみませんか? 期間限定で『RPG MAKER UNITE』に無料でアクセスできます!『崩壊3rd』
Epic Gamesメガセールを記念して、500星石と100,000コインを無料でプレゼント!『原神』
Epic Gamesメガセール:『原神』無料バンドル!『崩壊:スターレイル』
Epicバンドルプレゼントのイベントがスタート! 期間限定で500星石と100,000コインを無料でプレゼント!
Googleは5月15日(米国時間)、開発者会議「Google I/O 2024」にて、Androidの新しい施策について発表した。
大規模な組織変更にあわせて、Androidにおいてスマートフォンとクルマ、テレビなどの連携強化が志向されているほか、盗難時のセキュリティ強化や、XR強化の方向性なども示された。その一部については、GoogleでAndroidおよびGoogle Playのバイスプレジデントを務めるサマール・サミット氏からコメントも得られた。その内容を紹介する。
Googleでは先日、Androidを使うデバイスやサービスに関する部門の組織変更を行なった。
従来は「モバイル」「自動車」「テレビ」「XR」などのデバイスごとに分かれていたが、現在はそれらのチームが一体になり、「Android Ecosystem Team」として活動するようになったという。理由は、エコシステム全体の垂直統合性を高めるためだ。1つのチームの中で、各機器向けのAndroidも進化を続ける。
アプリストアであるGoogle Play Storeも、それぞれの機器に合わせたコンテンツを開発し、提供しやすいように構成されている。
自動車内ではゲームなどのスマホでお馴染みのアプリが遊べるようになり、スマホの画面を「キャスト」する機能も、テレビだけでなく多くの機器に搭載されるようになってきた。
特に自動車内での「キャスト」機能の利用は、今回のGoogle I/Oで初めて披露される要素となる。アメリカのEVメーカーであるRivianのGoogle Built-in車種がAndroidやiPhoneなどからの「キャスト」に対応、スマホで見ていた動画や聞いていた音楽を簡単に車内でも楽しめるようになる。
スマホと並ぶ大きなプラットフォームに成長してきたのが、テレビやプロジェクター、映像配信デバイス向けの「Android TV OS」だ、Googleは「300社以上から出荷され、2億2,000万台以上のアクティブデバイスがある」と主張。製品数は2023年に47%増加した。そのため同社は「世界最大のTV OSである」と主張する。
OSのコアはTizenになっておりAndroidではないものの、Googleが推進するスマートウォッチ用OS「WearOS」も同じチームに属する。Google I/O 2024では最新版の「バージョン5」が公開される。バージョン5の最大の特徴は消費電力低減だ。Googleによれば、マラソンのようなワークアウトでの計測時には、OSのアップデートだけで消費電力が20%も削減されるという。
そして現在、Android Ecosystem Teamが精力的に取り組んでいるのが、サムスン・クアルコムとともに開発中の「AR・XRデバイス」だ。
「AR・XRデバイスについては、このGoogle I/Oでの発表はない」とサマット氏は言う。
しかし近い将来、関係するパートナーを集めたイベントの開催を予定しており、「コンシューマやデベロッパーに向けて、はるかに深掘りした情報を提供する」という。
前述のように、Google Play Storeもデバイスごとにストアの見え方は異なる。
サマット氏は「AR/XRデバイスではGoogle Play Storeについて、これまでとは違う、ユニークなLook & Feelにする必要があり、ゲームであれメディアアプリであれ、適切に見つけられるようにしなければならない。AR/XRでは没入感のある形で作り上げる必要があるが、そうした部分の情報についても、後日さらに詳しく伝える」としている。
スマートフォン向けAndroid 15の機能面で重要なのが「セキュリティとプライバシーの向上」だ。
特にセキュリティ面では「盗難防止」機能が大きい。
昨今のスマホ盗難では、手に持っているスマホをそのまま奪う行為が増えている。スマホのロックが解除された状態であることが多く、盗難後に利用しやすいからだ。
Android 15では、スマホが手から奪われ、持ち去られる際の急激な挙動を感知し、ロックを自動的にかける。
同時に導入されるのが「プライベートスペース」という機能。
これはインストールされたアプリを「プライベートな空間」に閉じ込めるもの。生体認証を使ってロックを外さない限り、プライベートスペース内にインストールされたアプリは見ることも通知を出すこともできない。スマホの中を2分割してしまうような機能であり、スマホが盗まれた場合だけでなく、家族や友人などの「誰かに知られたくないアプリや情報」がある場合にも有効だ。
生体認証後に指示することで、プライベートスペース内の情報を全て消去する機能も用意されている。
アプリの挙動についても管理機能が搭載される。
これまでもアプリの不審な挙動を警告する機能はあったが、オンデバイスAIの力により、クラウドに情報をアップロードすることなく、素早くアプリの不審な挙動を検知できるようになるという。
Googleによればこれらの機能は特に高度なハードウェアを必要とするものではなく、OSのアップデートに伴い、多くのスマートフォンで利用可能になるという。
身近な人にも話しづらく、つい我慢しがちな女性特有の健康問題について、もっと気軽に相談できる場をー。そんな思いで、産婦人科医の永井美江さん(61)は、後志管内倶知安町で診療所「ながいよしえ倶知安クリニック」を開いている。...
■新しい学問「ビッグヒストリー」の異才が伝える、138億年分のストーリー!
本書の著者は、歴史を宇宙規模で捉える新しい学問分野「ビッグヒストリー」において、世界で初めて博士号を取得した博覧強記の異才・デイヴィッド・ベイカー氏。ソルボンヌ大学(フランス)、アムステルダム大学(オランダ)、マッコーリー大学(オーストラリア)など、世界各国で講義を行ってきました。そんなベイカー氏が、歴史学、宇宙論、物理学、生物学などのあらゆる知識を縦横無尽に駆使し、宇宙誕生のビッグバンから今日に至るまでの138億年のストーリーを1冊の本にまとめました。
■「宇宙が終わるとき、何が起こるか?」─圧倒的なスケール感で未来も予測解説!
138億年の歴史は、三つの段階に分けることができると著者は言います。それは、「無生物の時代」(138億年前~38億年前)、「生物の時代」(38億年前~31万5000年前)、「文化の時代」(31万5000年前~現在)です。本書の第1部から第3部までは、この流れに沿って構成され、「地球の誕生」「生命の誕生」「恐竜の繁栄」「ホモ・サピエンスの出現」「現代戦争」「人新世」など、各時代のトピックスを解説しながら全歴史を一気に振り返ります。さらに、第4部ではこれから先の未来についても言及。人類が滅び、地球も消え、そして宇宙が消滅する「10の40乗年後」までを予測して解説しています。
SFをも凌ぐ圧倒的に壮大なスケールで、過去、現在、未来をジェットコースターのように駆け抜ける1冊に仕上がっており、17か国で続々刊行される世界的ベストセラーとなり、話題を呼んでいます。
■目次
INTRODUCTION この世界の「本当の始まり」から「本当の終わり」まで
第1部 無生物の時代 138億年前~38億年前
CHAPTER 1 ビッグバン──信じられないほど不思議な始まり
CHAPTER 2 星、銀河、複雑さ──火の球から次々と「星」が生まれる
CHAPTER 3 地球誕生──どろどろ燃える灼熱の玉
第2部 生物の時代 38億年前~31万5000年前
CHAPTER 4 生命と進化──その目を見張るような奇跡
CHAPTER 5 繁栄と絶滅──次々と生まれては絶滅していく
CHAPTER 6 進化する霊長類──「恐竜のあと」に現れたものたち
第3部 文化の時代 31万5000年前~現在
CHAPTER 7 狩猟採集民──大移動する「ヒト」たち
CHAPTER 8 定住の罠──農耕で「複雑さ」のレベルが変わった
CHAPTER 9 農業国家──土地と富をめぐる栄枯盛衰
CHAPTER 10 グローバル化──破壊と苦しみのネットワーク
CHAPTER 11 人新世──人は「絶滅」に突き進んでいるのか?
第4部 未知の時代 現在~10の40乗年後
CHAPTER 12 超未来──すべては消えて「無」になるのか?
■著者プロフィール:デイヴィッド・ベイカー(David Baker)
カルガリー大学(カナダ)で歴史学修士号、ビッグヒストリーの世界的拠点であるマッコーリー大学(オーストラリア)でビッグヒストリーの博士号を世界で初めて取得。アムステルダム大学(オランダ)、マッコーリー大学、ソルボンヌ大学(フランス)など、世界中で講義を行ってきた。自然科学と社会科学のアプローチを組み合わせて、人類史における数学的なパターンや、数十億年にわたる宇宙進化の中での熱力学と複雑なシステムとの関係など、広範なタイムスケールでの歴史的トレンドを探究している。他の著書に『The Hitchhiker’s Guide to Big History』『The Shortest History of Sex』、共著に『The Routledge Companion to Big History』などがある(いずれも未邦訳)。1500万人以上がチャンネル登録している教育系YouTube 番組「クラッシュコース」でビッグヒストリー・シリーズのシナリオを担当するなど、啓発活動にも力を入れている。
■訳者プロフィール:御立英史(みたち・えいじ)
翻訳者。訳書に、ハーショヴィッツ『父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書』、グリタ&マン『GE帝国盛衰史』(ともにダイヤモンド社)、カプラン&ウェイナースミス『国境を開こう——移民の倫理と経済学』(あけび書房)、サイダー『聖書の経済学』『イエスは戦争について何を教えたか』(ともにあおぞら書房)などがある。
■『早回し全歴史─宇宙誕生から今の世界まで一気にわかる』
著者:デイヴィッド・ベイカー
訳者:御立英史
定価:1760円(税込)
発売日:2024年5月15日
発行:ダイヤモンド社
判型:四六判・並製・352ページ
https://www.amazon.co.jp/dp/4478116830
※リリース内の画像・写真の使用は、本書籍に関わる報道を目的としたものに限ります
太陽系の一番外側を回る海王星と冥王星。
海王星も冥王星も地球より公転軌道がずっと長いから、一周するのに165年と248年かかる。一度入れ替わったなら、海、冥、の時期が20年ほど続き、その後も長い時の中で入れ替わり続けるはずだった。けれど、そうはならなかった。
冥王星が惑星から准惑星へと格下げになったからだ。
彼人によればそれは、西暦2006年のことだった。
クーリエ・ジャポンの読者から投資に関する質問を募集し、伝説の投資家ジム・ロジャーズに答えてもらいました。
私たちの生活を維持するためにも、このような業界にもっと投資を呼び込むしかないと思います。こういった、華やかさには欠けるけれども生活に本当に必要な分野に投資をもっと呼び込むためには、何が必要だと思いますか?
同じ1万円を投資に回すか、税金として取られるかどちらがいいかと言われたら、大半の人は投資を選ぶでしょう。このような施策は過去にいくつかの国でおこなわれていました。日本も、独自のインセンティブを考えるといいのではないでしょうか。
ですが、日本にはもっと大きな問題があります。人口が減り、働く人がいなくなっているのです。ロボットに任せられるようになるのかもしれませんが、それはまだまだ先の話です。農場や学校があっても、そこで働く人がいなければ私たちは生活できません。子供が生まれず、移民も入れないとなると、人口が減るのは明らかで、そのことによる負債はうなぎのぼりになります。
となると、もっと子供を生んでもらえるようなインセンティブを設けなければなりません。誰かが、何か斬新な政策を打ち出すべきです。私は日本人ではないので、何をすべきと具体的には言えませんが。
──日本人の多くは、お金がかかるので子供が作れないと言います。それは正しいと思いますか?
私自身も、育児にはお金がかかることは知っています。家族を養うのにはお金がかかる、これは事実です。
大切なのは、どのくらいお金があればよいのか、どのようなインセンティブが必要なのかを見極めることです。日本政府も対策を打ち出してはいますが、成功していないようですね。
そうでないと、50年後に日本はなくなっているでしょう。日本で私の大好きなウナギが食べられる場所もなくなってしまいます、恐ろしいことです!
■回答者プロフィール:ジム・ロジャーズ
1942年生まれ。「投資の神様」と言われるウォーレン・バフェット、「イングランド銀行を負かした男」として世界に名をとどろかせたジョージ・ソロスと合わせて、「世界三大投資家」と称される。イエール大学で歴史学、オックスフォード大学で哲学を修めた後、1970年代に投資ファンドを設立し大きな利益を上げた。バイクで世界一周旅行をおこない、自らを「冒険投資家」と名乗る。砂漠地帯や紛争地帯などを肌で感じながら世界六大陸を横断した経験から、グローバルな視野と現地の感覚、さらには歴史観を折り混ぜた独自の投資哲学を持つ。
時事通信 社会部配信
米航空宇宙局(NASA)の火星探査車による掘削調査で約30億年前の火星の堆積物から見つかった有機物は、大気中にあった一酸化炭素(CO)から生成されたことを東京工業大などの研究チームが突き止めた。初期の地球でも同様の仕組みが考えられるといい、生命の起源を解き明かす手掛かりになると期待される。論文は14日までに、英科学誌ネイチャー・ジオサイエンスに掲載された。
火星の有機物に含まれる炭素は、植物の光合成から作られる地球の有機物と比べ、炭素13という同位体の比率が極端に少ない。ただ、その理由はよく分かっていなかった。
東工大の上野雄一郎教授らの研究チームは、主に二酸化炭素(CO2)から成る火星の大気を模した気体に太陽光(紫外線)を当てる実験を実施。CO2が分解してできたCOに含まれる炭素を調べたところ、火星の有機物と同様に炭素13の比率が低いことが分かった。
現在の火星では、COは大気中の酸素と再結合してCO2に戻るが、初期の火星は酸素が少なかったため、水素や窒素などと結び付いて有機物の形で地表に堆積。計算上、大気中のCO2の約2割がCOを経て有機物となり、今も大量に地中に埋まっている可能性があるという。
酸素が乏しかった生命誕生以前の地球でも同様の反応は起きていたとみられ、上野教授は「有機物が作られ続ける環境が初期の地球や火星に整っていたことが重要なのではないか」と話した。
新製品「Xperia 1 VI(エクスペリアワンマークシックス)」のレンダリング画像と一部使用が漏洩しました。国内媒体の誤掲載で一定時間表示されていたものが国内外で拡散される形になっています。
基本色3色はXperia 1 Vに似ていますが、かつてのXperia XZ Premiumなどに存在したRossoを彷彿させる赤色を確認できます。
海外のフォーラムRedditでは、ドコモ限定もしくは日本地域限定になるのではないかと推定されています。これは海外の情報提供者を持つevleaks等のリーカーがこれまで掴めていなかった情報だから、という点に基づきます。ドコモロゴは確認できませんが、おそらく原則廃止の方向なので本機も例に漏れないでしょう。
Snapdragon 8 Gen 3搭載や、カメラアプリは新しいカメラアプリに統合というのは事前情報通り。Photo Pro, Video Pro, Cinema Proが廃止になるものと見られます。
画面比率はやはり21:9から19.5:9へと変更となり、色をBRAVIAと同様の調整にする機能を追加したのが注目の機能になるとのこと。とはいえ現在のXperiaのスタンダードモード画質もBRAVIA技術による色調整を謳っていたため、売りにしてもインパクトは少なそうです。
元記事では「4KからFHDになる」との発言がありますが、比率変更でパネルも選ぶ幅が広げられようタイミングでFHDに落とすのはやや驚きですから、事実誤認で1.5K程度であることを願いたいものです。とはいえXperiaやVAIOもそうですが、動画コンテンツを主体に考えた時には、FHDと4Kの間の解像度というのは中途半端であり、あまり採用しない傾向にあるため、もし仮にFHDであることが事実であった場合には、表向きにはそういった理由や、電池持ちの観点が語られることになるでしょう。
デザイン言語は変わっていないのに、いちばん重要な従来の特徴であった21:9を廃止したことで、凡庸な画面比率になった上、上下ベゼルが伸びて微妙にダサくなっている割には、わざわざそれを捨てたことによって得られる恩恵やずば抜けた特徴といった情報があまり出てきていないため、既存ユーザーの多くは納得できないでしょうから、実際の発表が気になるところです。
比率変更によって実装面積が増えることから、Xperia 1 Vでは搭載を断念したベイパーチャンバーはもちろん、部品の向上や新規追加が可能になることが推測できるほか、パネル選択の余地が増えることで、おそらく輝度向上やLTPO可変駆動対応など様々な恩恵が期待できるはずです。
なおPhone Arenaなどに出所不明の公式プレゼンスライドと思しき画像が写っており、「Xperia史上最大輝度」と1-120Hz LTPOの文字が確認できるので、もし仮にこれが本物であるならば、パネルの進化を求めていた利用者には朗報です。
最大170mm可変望遠も噂通り。さらにメインの広角の24mm-48MPやテレフォトマクロの文字が見えるので、ようやくリモザイクと望遠マクロに対応するのでしょう。なお「リモザイクでのクロップズームにXperia 5 Vは対応、同一撮像素子と同一SoCを搭載し最上位旗艦であるXperia 1 Vは非対応」という意味不明な機能差が存在していましたが、新機種を買えば解消されるようです。良かったですね、信仰心はチャージされますか?
重い白色矮星が起こす新星爆発で、生命に必須の元素であるリンが大量に合成されることが理論研究により示された。
【2024年5月14日 国立天文台JASMINEプロジェクト】
宇宙に存在する酸素や炭素など様々な元素は、恒星内部での核融合反応や重い恒星が起こす超新星爆発などによって合成され、宇宙空間にばらまかれていく。こうした元素が惑星を作る材料になり、さらにはそこで誕生する生命の材料ともなった。
DNAやRNAにも含まれるリンは、地球型生命に欠かせない必須の元素だ。従来、リンは全て超新星爆発で合成・放出されると考えられてきたが、理論予測で合成されるリンの量が観測結果よりもはるかに少ないため、理論の見直しが求められていた。
豪・西オーストラリア大学の戸次賢治さんと国立天文台の辻本拓司さんは、超新星以外にリンを合成する天体として新星の可能性を示す研究成果を発表した。戸次さんたちが注目したのは、太陽の7~8倍の質量をもつ星を起源とする「重い白色矮星」だ。このタイプの白色矮星の質量は太陽の約1.3倍で、平均的な白色矮星の2倍以上もある。酸素、ネオン、マグネシウムから構成されており、この白色矮星の表面に伴星のガスが積もって起こる新星爆発を「酸素・ネオン新星」と呼ぶ。
一般に新星で作られる元素量は超新星爆発に比べて圧倒的に少ないため、これまで新星は元素の供給源として注目されることがほとんどなかった。今回、戸次さんたちは酸素・ネオン新星でリンが桁違いに多く作られることを明らかにし、さらに酸素・ネオン新星の爆発が10億年以上の間に何度も繰り返し発生することを考慮すると、最終的なリンの合成量は超新星を大きく凌駕することを示した。
今回の結果からは、太陽系が生まれた46億年前当時の天の川銀河では新星爆発によってリンが効率よく生産され、豊富に存在していたことが示唆される。酸素・ネオン新星によるリン合成は、地球の生命誕生の歴史にも大きく影響を与えたのかもしれない。
『ビタミンC*²を取り入れたスキンケアをもっと手軽に、毎日の習慣にしてほしい。』そんな願いを込めて日本に上陸した「ミシャ ビタシープラス シリーズ」。毛穴に悩む多くの方にご愛顧いただいています。
そんなビタシープラスシリーズから新たに「ミシャ ビタシープラス マイクロニードル コンセントレートパッチ」が仲間入り。近年、美容技術への関心の高まりから、リッププランパーやニードルコスメといった痛みを感じるコスメがトレンド化し、「痛いコスメ」のニーズが増えています。「痛みを感じてでも肌をきれいに保ちたい」という思いが反映されたトレンドを受け、保湿されることで引き締まった肌に導く「ミシャ ビタシープラス シリーズ」の効果をより感じていただけるような、マイクロニードルパッチの商品開発に至りました。
乾燥による小じわ・くすみ・毛穴などお肌の気になる部分に貼ることにより、美容液で作られたマイクロニードルが角質層に刺さり、有用成分が直接注入されます。毛穴*⁴つるつるのハリツヤ肌を、ぜひご体感ください。
製品情報
ミシャ ビタシープラス マイクロニードル コンセントレートパッチ
価格:2,640円(税込)/ 2,400円(税抜)
内容量:3パウチ入り(1パウチ2枚入り)
発売日:
2024年5月21日(火)10時 ミシャ公式オンラインショップにて先行発売
2024年6月7日(金) 全国のバラエティショップ・ドラッグストア・GMSにて順次発売
※店頭展開開始時期は店舗により前後する可能性がございます
※一部お取り扱いのない店舗がございます
製品特徴
POINT1:乾燥による小じわ・くすみ・毛穴にアプローチするニードル(針)状美容液
ビタミンC*²、レチノール*³、ヒアルロン酸Na*⁵ を贅沢に配合してニードル(針)状に固めた美容液。
有用成分が速く、深く浸透*¹し、乾燥による小じわ・くすみ・毛穴など、お肌の複合的な悩みに対応します。
POINT2:貼ったまま寝てOK!貼るだけで簡単にスペシャルケアができる
目元や口元など、気になるところにひと晩貼って、翌朝はがすシート状美容液。寝ている間に、有用成分が じんわり浸透*¹します。
①洗顔後、パッチを付着するお肌が乾いてからご使用ください。
※メイクしたままパッチをお使いいただきますとトラブルの原因になりますのでご注意ください。
②透明ケースからパッチを取り出し、パッチの中央の突起部分に触れないように保護フィルムをはがします。
③乾いた手で肌にパッチを貼り、パッチの上から指で軽く押し当てるように密着させてください。
④パッチを貼ったままお休みいただき、翌朝パッチを外した後、通常のお手入れをしてください。
※2時間以上の付着をおすすめします。
※週2~3回程度を目安にご使用ください。
*1 角質層まで
*2 整肌成分:アスコルビルグルコシド
*3 整肌成分
*4 肌を保湿することで毛穴が目立たなくなる
*5 保湿成分
1、
もともとはたしか惑星ではなくなってしまった星についての話だった。
哀れな、冥王星の話。
いや、あるいは、そうと僕が勘違いしただけのことで、彼人(かのひと)は最初から別の、彼人にとっての本題について話していたのかもしれない。そう昔のことでもないのに、その記憶は、子供の頃の古びたそれのように、セピア色にかすんだ像として残っている。
かつて太陽系の惑星は九つあった、と彼人は言った。
ご存じの方もいるかもしれないが、昨年10月にリリースされたAndorid 14において、OSのオーディオ機能が強化された。具体的には、「ロスレスUSBオーディオ」がサポートされたのだ。
まあ、半年も前の話なので「タイミング的に今ごろ!?」と言われてしまいそうだが、編集部から「詳しい情報がないので、ぜひ検証してほしい」とGoogle Pixel 8が送られてきたので、どんなものなのかチェックしてみた。
筆者は普段、Google Chrome、Google Drive、Google meet、Google Calenderと“Googleのサービス”にどっぷりハマっていて抜け出せないが、パソコンはWindows、スマホやタブレットはiPhone/iPadを使っているため、ハードウェア的にはGoogleのAndroidを使っておらず、あんまり慣れていないのが正直なところ。
数年に1度はAndroidのスマホを購入したりはしているけれど、前回買ったのはコロナ前だからAndroidスマホをちゃんと触るのは5年ぶりくらいかもしれない。
なので、Android 13とAndroid 14の違いがちゃんと分かっているわけではないけれど、PC Watchのニュース記事などを見ると、Android 14で「ロスレスUSBオーディオの対応」と書かれていた。しかし、それがどういう意味なのか、記事を読んだだけではよくわからない。
そもそも、ロスレスUSBって何のことだ? と。FLACとかApple Losslessに対応したという意味ではないようだし……。
そこで「Andorid14 ロスレス」などと検索してみたけれど、なぜかあまり多くの情報が出てこない。がいくつかの情報を見てみると、“排他モードをサポートした”といったことが書かれている。
確かにWindowsも、WDMにおいて共有モードだとビットパーフェクトが実現できない。しかし排他モードにして他のアプリからの音が入ってこないようにすることで、カーネルミキサー(正しくはオーディオエンジン)を通さずビットパーフェクトを実現できるようになっている。恐らくそれに近いことと思われる。
ただもう少しいうと、これまでAndroidでは、基本的に内部で48kHzにリサンプリングしてしまうという問題があった。
そのため、せっかくUSB-DACなどを使って高音質な再生をしようと思っても、そもそも44.1kHzの音源や96kHzの音源がすべて48kHzに変換されてしまうため、原音のまま聴くことができなかった。聴くためには「ONKYO HF Player」のような専用のアプリを使う必要があった。
それが今回のアップデートで改善され、カーネルミキサーのようなものをバイパスできるようになった、というのが、ここでいう「ロスレスUSBオーディオの対応」ということのようだ。
ここで気になるのは、OS側が「ロスレスUSBオーディオ」に対応すれば、自動的に既存のアプリがそれに対応するのか? ということだろう。
そうであれば、みんなハッピーで、誰でも簡単にAndroid 14の音質におけるメリットを享受できる。もしも、自動的に、とまではいかなくてもアプリ側が簡単にシステム変更できて各プレーヤーが「ロスレスUSBオーディオ」対応版を出してくれれば、問題はなさそう。ただ、ネット検索をしてみたところ、そうした情報がまったくといっていいほどないのである。
その中で見つけられたのが、Android Open Source Projectのページの中にある「USBデバイスで優先されるミキサー属性」という開発者向けのページ。
ここを見ると確かに「USBデバイスでの最適なビットパーフェクトの再生ミキサー動作もサポート」と記載されているほか、MQAやDSDもサポートしている、とある。
また「アプリ、フレームワーク、HAL間のインターフェース」としてシステム図が掲載されているが、ビットパーフェクトを実現させるためには、その設定が必要なようで、デフォルトではほかの音とミックスされてしまい、排他的な動作はしないように思える。
そこで実際にPixel 8でビットパーフェクトな再生ができるのか、試してみることにした。
そのためには準備が必要になるわけだが、まずはPixel 8にUSB-DACではなく、USB-DDCを用意する必要がある。DDCとはデジタルtoデジタル・コンバータ。つまりUSBからの出力をS/PDIFで出力するためのものだ。一方、その信号を捉えるためにレコーダーの準備も必要となる。つまりDDCから出てきたS/PDIFの信号を正確に捕まえることができる機材だ。
が、しばらくビットパーフェクトの実験をしてなかったので、どの機材を使えばいいのだろう……と少し手間取ってしまった。
というのも、近年S/PDIFの入出力が可能なオーディオインターフェイスが減っていて、現行機種として使えるものが少ないのだ。
さらにS/PDIFは乗っていればどれでも同じというわけ行かないのが難しいところ。
その機材が何もせずにそのままUSBとのやり取りをしてくれればいいのだが、このインターフェイス内にサンプリングレートコンバーターを入れてしまっているものが多く、それだと例えサンプリングレートを変えなくても、一旦48kHzにしてから戻すといった処理をしてしまうためビットパーフェクトが成り立たないのだ。
というわけで、先にレコーディング側の機材として、Windowsに「Sound Forge Pro 17」をインストールし、オーディオインターフェイスにRMEの「FIREFACE UCX」を接続。これでCDプレーヤーからの音がビットパーフェクトで録れるかを試してみた。
が、なぜかうまくいかない。これは筆者の設定の仕方が悪かった可能性が高そうだが、どうしてもサンプリングレートコンバータを間に挟んでしまうようなのだ。
実際、CDプレーヤーから44.1kHzの信号をオプティカルで送り、FIREFACE UCXのオプティカルで受けたものを48kHzや96kHzの設定で受けても録音できてしまう。確かにいい音ではあるけれど、これではビットパーフェクトにならない。
この問題は後日確認するとして、とりあえずビットパーフェクトの実績のあるものを……ということで、Digital Audio Laboratoryの過去記事で使った機材を探してみると、Rolandの「UA-101」があった。
UA-101は、2005年発売の機材なので14年も前のものだ。調べてみるとWindows 10まではドライバがあったけれど、Windows 11は非サポートとなっている。試しにUSB接続してみたものの、やはり動作しない。
が、ここで諦めるわけにもいかない。
ちょっと調べてみたところ、どうやらWindowsのデバイスセキュリティの「コア分離」というところにおいて、「メモリ整合性」をオフに設定すると、自動的にWindows 10用のドライバがネットから降ってきて使えるようになる、らしい。
試してみたところ、確かにASIOドライバも含めて使えるようになった。もちろんメーカー保証対象外の方法だし、あくまでも応急措置的なものではあるけれど、これを使ってみることにしよう。
一方、Pixel 8に接続するDDCはコンパクトでシンプルな機材であるオーディオテクニカの「AT-HA40USB」を使ってみた。これも以前、この連載で使っていてうまく利用できていたものだ。実際接続してみたところ、Pixel 8のバスパワーだけでしっかり動作した。
ちなみにアナログ入出力しかないけれど、ZOOMのオーディオインターフェイスである「AMS-22」の場合、USB-C to USB-Cケーブルで利用できる。AT-HA40USBの場合は、MiniUSB端子であるため、OTGアダプタを介して接続している。
準備に時間がかかってしまったが、これでビットパーフェクトの実験ができるようになった。
さっそくPixel 8に実験素材とする短い44.1kHz/16bitステレオのデータを転送し、これを再生しようと思ったところ、以前使ったことのあったGoogle Play Musicのプレーヤーが見当たらない……。まさに浦島太郎状態だが、2020年に廃止され、YTMusic(YouTube Music)に置き換えられていたことに初めて気づいた次第……。
“YouTube”がベースだとすると、48kHzが基本となっていそうなため「ビットパーフェクトは期待薄だな」と思いつつも試してみる。
そもそもYTMusicでどうやってPixel 8内にあるファイルを再生するのか分からず、ここでも戸惑ってしまったのだが、ライブラリの「デバイスのファイル」というのを選ぶことによって、再生できるようになった。
さっそく、これをWindows側で録音しようとしたところ、うまく動作しない……。
そう。UA-101の場合、サンプリングレートの切り替えが自動ではなく、スイッチを使って手動で設定する形になっている。だからこそ、このビットパーフェクトの実験では安心でもあるが、44.1kHzの信号が送られてこないためインジケーターのLEDが点滅状態となっていて、入ってこないのだ。
そこで48kHzにすると、今度はしっかりロックされて音が聴こえてくる。つまり、ビットパーフェクトの実験うんぬんの前に失格。サンプリングレートコンバータを通ってしまっており、YTMusicがAndroid 14でサポートされた「ロスレスUSBオーディオ」に対応していないのだ。
次に試してみたのが、ハイレゾ音楽プレーヤーとして実績のあるOnkyo HF Player。これはアプリ内課金することで、USB-DACへのハイレゾ出力を可能にし、Android内のミキサーやサンプリングレートコンバータを通さずにオーディオ出力することができた。もしかしたらアプリ内課金をしない無料の状態でも、それが実現できるようになっているのでは……と試してみた。
が、残念ながら結果はYTMusicの場合と同様。出力は48kHz固定となってしまって、録音するところまでたどり着くことができなかった……。
そんな中、発見したのが、FilesアプリからWAVデータを直接開く、という方法だ。
Filesで音声フォルダの中を開いてみると、WAVファイルの一覧が見え、紫の音符のアイコンがついている。そして、これをタップするとYTMusicではないプレーヤーが起動し、再生することができる。
見たところ、Filesが持つ簡易プレーヤーのようで他のアプリが起動しているわけではなさそう。では、これが「ロスレスUSBオーディオ」に対応しているのだろうか……。
が、残念ながら結果はこれもYTMusicと同様で、44.1kHzのデータを再生しても48kHzにリサンプリングされてしまっているので、失格。
もしかしたら、AT-HA40USBやUA-101側に問題があってうまく動かないのでは……と不安になり、USB接続をそのままPixel 8からiPhone 15 Proに差し替えて、iOS標準のミュージックで再生してみる。
すると、この場合は44.1kHzでロックされて、Sound Forge側に音が入ってきた。そして、これを録音した上で、efu氏開発のWaveCompareで原音と比較してみたところバッチリ一致してくれた。ちなみにWaveCompareはすでに公開が中止されているが、以前に使ったものが手元にあったので、これを利用している。
最後にもう一つ試してみたのは、先ほどのOnkyo HF Playerをアプリ内課金した状態でのビットパーフェクトについてだ。実験用に課金をしようと思ったところ、10年近く前に購入していたようで、それを復元することができた。
この状態で、改めてAT-HA40USBを接続すると「HF PlayerにUSB Headphne Ampへのアクセスを許可しますか?」という表示が出てくる。
これをOKすると、AT-HA40USBの対応サンプリングレートが4つ表示され、接続が確立される。そして、確かに44.1kHzでの出力が可能になり、UA-101側もロックされた。そこで、これを録音して、元データとWaveCompareで比較してみたのだが、なぜか一致しない。
再度同じ実験をしてみてもダメで、試しに1回目の結果と2回目の結果を比較しても一致しないという状況になってしまった。
音を聴く分にはまったく問題なく、キレイな音で再生できているのだが……。この原因については探り切れていないが、どうもアプリの内部的になんらかが不安定要素がありそう、ではある。
以上が、Android 14がリリースされてから半年後の現在行なった実験結果である。これを見る限り、OS側は音をよくするための準備は整えたものの、アプリ側がまだ対応できていないというのが実情のようだ。
可能であればGoogleが率先してこれに対応するプレーヤーを標準搭載してほしいところだが、Windowsと同様でOS側の担当とアプリ側の担当がまったく別部門すぎてうまく連携がとれていないということなのかもしれない。
そうだとすればサードパーティーに期待するしかなさそうだが、せっかくGoogleがいいAPIを作ってくれたのだから、ぜひそれに対応するいいアプリを作ってほしいところだ。