三菱UFJ銀行は、国際的なルールに準拠した社会貢献につながる融資を国内で初めて行う。トヨタ自動車やホンダなどが出資する3次元(3D)地図の開発会社「ダイナミックマップ基盤」に対し、他の金融機関と計40億円融資する契約を28日に結ぶ。
社会貢献の融資は「ソーシャルローン」と呼ばれる。英国に拠点を置き、世界各地の金融機関でつくる国際ローン市場協会などが4月、ソーシャルローン原則を策定した。病院や高速道路などのインフラ整備や、安価で誰もが利用するサービスにつながる事業への融資が対象になると定めた。
社会貢献につながると投資家などにアピールできるため、三菱UFJは格付け会社から今回の融資が原則に合致すると認定を受けた。融資先は、自動運転社会の実現に欠かせない一般道などの3D地図作成に資金を充てる。今回は、交通弱者の移動手段確保や物流の人手不足といった社会的な課題解決につながると認定された点でも、世界的に珍しいケースだという。
からの記事と詳細 ( 【独自】三菱UFJ、「社会貢献」に融資へ…自動運転に必要な3D地図作成に資金 - 読売新聞 )
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